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2006年5月23日 (火)

5・17 長野先生陰陽五行説 感想

今回の講座の内容は陰陽五行説という、鍼灸師にとっては基本中の基本なんだけど、実は分かりにくい、分かってないでしょという点をずばり斬っていただきました。

ナンデ分かりにくいのか。①抽象的  ②多義的  ③相対的  ④重層的 という構造があるそうです。この辺りを認識して、整理してアウトプットしている先生には普通お目に掛からないですけどねぇ。

そもそも、五行を五角形の星型で説明しきろうってところがおかしいと。依拠している理論が違うのに、そこをなんでムリヤリ五角形で言おうとするのか。何故ならば、ビコーズ オブ、バカだからby宇宙刑事シュガイザー。(あっ、言っちゃった)

でも、2時間たっぷり聞いて随分整理が付きました。先生は自信たっぷりに「今回聞く話はボクの頭の中に在る物ですから、聞く価値があります」と断言されていました。ハイ、その通りでした。

①正経12経脉と奇経の相違点と共通点。(任督のみね)

②人間を立方体として捉えた際に、経絡による胴体の分割と手足の関係。(役割・機能とエネルギーといった視点を教えてもらいました)

③手足の指の関係から見た各經の流れ。(Oh!そうねじれるわけですね)

④馬王堆以前は腑は手顔と繋がっていた。それが、現在も穴性として残っている。(ニャルホド)

⑤五行の逆循環理論!(これでワタシは救われたっ。なんで、身体の弱いヒトが寝てるばっかりでは強くなれないのかが理屈が付きました。疲れちゃうから、休む時間が多くなきゃっていう考えは間違っています。自ら動かなければ、エネルギーが生み出せない。蓄えられない。それが次に繋がる動力になるのに。っていうのが、実は五行の五角形で、ちょっと順序が違うんですが君火・相火+水の働きを踏まえて言えちゃうところがシュガイザー)

⑥《分割陰陽》と《同心円陰陽》という概念。(これがなきゃ、いかん。こう見なきゃ、いかん。これを使って流注と要穴が合致するのですぅ。因みに、経絡治療が陰經重視なのもこの図で説明可能なのだ)

⑦治療の奥義から、なんと足心道まで。

⑧経絡治療を標榜しておきながら、脈を診やすくするためにまずお腹に鍼をする?!それって、募穴を使ってんじゃん。中脘、天枢、関元って募穴3穴を使っちゃたら、3腑も治療済みだろうがぁ~。それって、太極療法でしょ。

⑨図1:気の流れ(エネルギーの流れ)バージョンの人体図。遠道刺の理論付け。

⑩図2:物質の流れ(水の流れ)バージョンの人体図。(これが素晴らしい。河と海という経絡の流れの考え方がこうやって人体を置いちゃうと、誰だって分かるさ。だから井榮兪経合の理論が言えちゃうわけです。)

⑪江戸期における、鍼灸のパターン。(もちろん、経絡治療のような陰經重視ではないんですね。お灸と鍼の身体の部分での使い分けも参考になりました。ワタシの母校は経絡治療が切り口でありましたから、ちょっと異質な考え方に馴染んでいます。これが良い悪いではなく、他があることを知るべしと自分には言い聞かせています)

⑫海といえば、髄海・気海・水穀之海・血海。(おもぴろ人体図を使って言えちゃうのですねぇ。発想が違いますねぇ。さすが、アニメオタク)

⑬岡本一抱がいう脾胃の働きを図解で説明。

ざっと振り返ってみました。こんな内容でございました。水曜の4時15分という、中途半端な時間からスタートという参加者泣かせの会ではございましたが、結構来るんですねぇ。当たり前か(笑)。また報告しまーす!纏めに使ってくださいね。長野先生に直接聞ける方は聞いてみてね。

  今回も、参加者から感想を頂きましたので、転載させて頂きます。以下……

>今日は時間作ったかいがありました。

>寄金さんの講義もかなりイケてますが、長野先生の講義もかなり面白いですね。

教室の掲示板に今回の講義の件も掲示されてたのですが、皆さん有料が気にいらない様で…何人かには『学校に払ってる金額を考えると、全然得だしタメに なると思うけどね〜』 とは言ったのですが、ダメ学生の雰囲気プンプンの僕の発言は気に止まらない様でした(笑)。

しかし、僕は親しい人間にだけ『無知は罪』と言ってるのですが、それでも何人かは怪訝な顔をするのに、公然と『犯罪』とまで言うんだから、この人は敵も多いんだろうな〜と思いましたよ(笑)。

> うちの学校の講師に一人でも、寄金さんや長野先生のような人がいたら、熱いんですけどねぇ…

> ホント、あのクソつまらない学校の授業は『犯罪』ですよ(笑)。

> 来月と再来月は寄金ライブと長野ライブの二本立てですので、今から楽しみにしてます(^_^)v。

  ==========という事で、六月七月八月と暑いさなかも講座が続きます。七月は一日(土曜日)、十五日(土曜日)に特別講座を企画しました。また改めて御知らせいたします。

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