« 多賀大社フォーラム’06 感想  ④ | トップページ | 伝授される人間と出禁になる人間 »

2006年9月27日 (水)

ニコイチ出演 京都大学 人文科学研究所

さて、もう某ブログでご覧になっている方も多いかと思いますが、こちらでもご案内をさせて頂きます!何故、アップが遅くなったかと申しますと・・・。実は本屋さんの経絡経穴講座の感想文(これを楽しみにしていてくれると言ってくれる読者がいる以上書かねば……)をほぼ書き終えておりまして、それをアップしてから出そうと思っていたのに・・・。なんと、あんなに書き綴った(例の如く)感想文が消えちゃったぁぁああ~。悔しいから、随分ブログを書く気になれなかったのでありました(笑)。

今週からもうスタートで毎週木曜日の夕方に開催される、京都大学人文研アカデミー・共同研究セミナーにニコイチが登場です。シュガイザー先生が10月19日、本屋さんが10月26日です。京都大学という、国立大学の《人文》領域に御呼ばれされる鍼灸師って、そんなにはいないんじゃないですかねぇ。鍼灸周辺領域の一流処から認められるというのは、お二人が《自分の分野を突き抜けている》類希な人物であるという評価であると感じます。「突き抜けたらどこ行っちゃうわけ?」とニコイチの厳しい口撃が返ってきそうですが(汗)、やっぱり世間は二人の才能をほっておかないということでせう(笑)。  とかく鍼灸業界は「ナカマ・ナカマ」と顔見知りだけで小さく纏まる「隣組」のような体質のようで、能力が枠から出ちゃう人間に対しては「そのまま出て行って」と、居場所を奪う傾向があるように感じます。鍼灸業界というよりは特に鍼灸学校の先生ですね(笑)。だから、悪しき慣習が真っ白な学生に染まっていくんでしょうね。その悪習をちょっとでも破らんとワタシの勉強会主催熱にも力が入ります!!(笑) 自分達で作った会でのうのうと偉ぶることはある意味簡単ですがねぇ(ワタシも自分の勉強会では「我が物顔で憎たらしい、あのムキタマゴめ」と某参加者から本屋さんへクレームが入っています:笑)。 余談ですが、ちょくちょくやってくる本屋さんの「一見厳ついけど妙に礼儀正しい謎のナカマ達」は鍼灸関係とは無縁ですが、皆さん非常に見識の幅も広く心意気の篤い人達です。最近やっとワタシにも親しげに接して下さるようになりまぴた。何故かそのナカマ達にワタシは「暴走◎」と呼ばれています(笑)。

さて、話は変わりますが、シュガイザー先生が監修する絵本がもうじき出版予定です。九州国立博物館に展示されている『針聞書』の「腹の虫」をキャラクターにしたもので、アンパンマンを出版しているフレーベル館から出されます。資料を提供した六然社にも表紙とカバーのデザインが送られてきましたが、なかなかすてきな本になりそうですよ。なんでも、来年には九州国立博物館でシュガイザー先生プロデュースによるイベントがあるようですよぉ。先日、多賀フォーでお会いした博多のOさんから、「亀癪」のキーホルダーを頂きまして(ありがとうございました!!)、九博へ行ってみたいなぁと思っていたところです。しかも、来年早々には博多辺りで、「鍼灸開業繁栄の秘訣」なるテーマで本屋さんが講演をするらしい・・・・。これも、マネージャー(自称)として付いて行かねばっ。冬の博多は何が美味しいのかなぁ~。

話が随分それました。では、詳細は京都大学 人文科学研究所でチェックされるのをお願いしつつ、概要を下記に書いておきます。

東アジアにおける健康思想の系譜

10月19日(木)  鍼灸医術  長野 仁

10月26日(木)  身体技法  寄金 丈嗣

会場:京都大学人文科学研究所本館 大会議室

時間:17:30~19:00

★★★なお、六然社の本は、 こちらの書店ウェブサイトや こちらのウェブサイトから購入出来ます★★★

 【--- Ads by Google ---】は勝手につくもので当ブログの内容とは無関係です。

|

« 多賀大社フォーラム’06 感想  ④ | トップページ | 伝授される人間と出禁になる人間 »