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2006年10月29日 (日)

10月 身体作り感想

今回の<身体作り>の新しい教えは、<お辞儀>でした。昔、某ジジイに習ったとご本人は言っているのですが、それだけではなく、日本におけるお作法の大家荒しもされていた感じが伺えます(笑)。道場破りは、武術だけじゃないんですね。

ワタシは「君にはお辞儀しか教えられないからね」と、ずっと言われています(笑)。それだけ、<お辞儀>に付随する部分に「物事の秘訣」があるのだと思われます。と、同時に本屋さんレベルの<お辞儀>が出来るようになるには、肉体の鍛錬も必要なのは間違い有りません。気持ちだけではあの所作の美しさは表せませんっ。本屋さんはこの<お辞儀>一つで、色んなものを手に入れてきたそうです(笑)。

本屋さんのお辞儀を一度見た方は納得が行くんじゃないかなぁと思われます。その場を引き込む迫力に圧倒されてしまった事でせう。でもあの場で見せたのはワタシ的には「手抜き!」、某先生宅や事務所の和室で某先生を前にやってみせたものはレベルが違いました。やっぱりダメな例といい例を交互にやるってのは難しいんだと思われます。「心が伝わるというは、ある程度は形で表現が出来る」との事です。「空気を集める」と説明されていました。一応ノウハウはあるんですよ。なかなかそれが出来ないんですけどね。立つ、座るという動作も同時に教わりましたが、相当な筋トレです(笑)。芯がブレずに動くというのは大変。日々リハビリという気がしています。ずっと使用してこなかった、退化してしまった機能を呼び起こす毎日です。「年単位の事だから」と気長に構えてやるように言われていますが、確かに年単位で身体は変わりつつあります。思い起こせば、3年前は鍼灸治療を受けた翌日しか、階段を一段飛ばしで昇る事は出来なかったはずなのです。学友に「今日は調子いいよ。階段を飛ばして来ちゃったもんねぇ」、と自慢しては「むりすんなぁ~」と笑われていた記憶があります。でも、今は毎日どんなに寝不足でも基本的には一段飛ばしが可能です。

まぁ、教えてもらった事を繰り返すうちに、なんとなく見えてくるものも僅かながらにあるんですねぇ。昔の人の足腰が強かったのも頷けました。日常の中でインナーマッスルを鍛えていたんですもん。それも実用面で重要な閉鎖筋群とかね。今みたいに意識する事じゃなく、<商売の対象>になる事じゃなかったんですね。和式トイレにしたって、雑巾掛けにしたって、毎日無料で鍛えていたわけです(笑)。うちの母を見ても、子供の頃の生活スタイルにそういう部分が残っていますから、ヒトという動物として娘よりも遥かに丈夫です(笑)。本屋さんはよく時代時代の背景を話しながら、モノゴトを解説されますが、結局文化論になってくるんだなぁと思います。当時はこういう時代だったから、人々はこう考えた、こういう生活スタイルがあった、というのは<腹の虫>の発想とおんなじかも。

そうそう。女性群に朗報がございますよ。冷え症のワタシですが、この動作をすると足がポカポカになります。冷え症改善歴は彼是6、7年になります。本屋さんに会うまでは、腹巻・レッグウォーマー・ホッカイロ(貼る位置にポイントあり)・室内ダウンブーツ・保温、気泡、振動付き足浴装置といった他力本願グッズで、極める所まで極めた感がありましたが(笑)、今年になって「核心に迫ったな」と到達した気がするのは、やはり身体を動かす以外に道は無いという、<諦めの境地>です。身体を動かすのは面倒ですからねぇ。先ず、避けてきましたけど。これ以外に無いのです。技術を磨くこと、勉強を進める事を他人が代わりにやってくれないように、身体&健康も自分で作る以外にはないのですね・・・。「代わりにオシッコをしてあげられないから」と仰っていた事もありましたが(笑)。どんなに進みが悪くともやって行くしかないのだなぁと、<諦め>がようやく着きました。あはは。

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