« 東京巨鍼倶楽部(プレ?) | トップページ | 歯 »

2006年11月21日 (火)

歩みの第二段階(笑)

 黒忍者は当然ながら歩くのが早い。シュガイザー先生もそこそこ早い。
思い起こせば1年前、シュガイザー先生と本屋さんと一緒に歩いた時は、ワタシはお二人の歩くスピードに着いていけなくて、走っていた(ホントです! 笑)。でも、二人ともそんなにシャカシャカ早足で歩いているようには見えないし、ずっと喋りながら進んでいく。本屋さんの歩き方は頭の高さが殆ど変わらず、たしかにちょっと普通の人と違う雰囲気ではあるものの、手足をやたら速く動かしてるわけでも、そんなにコンパスが長いわけでも(笑)、急いでいるように見えるわけでもない。……でも早い。

 これがなんなのか、薄々感ずいてはいたものの、特に一生懸命早く歩くように努力してきたわけではない。

 ところが、数ヶ月前、シュガイザー先生と一緒に歩いている時に「歩くの早くなったね、っていうか僕より早い」と言われて気がついた。おぉ、身体半分シュガイザー先生の前を歩いているじゃないか!先生の前を行くなんてイケナイ、イケナイ(笑)。先生は何時ものようにブロックのような重さの鞄を持ちつつだったのだが、それにしても同じペースが自分のものになっていた。

 ふと気がつくと、本屋さんと一緒に歩いていても、ほぼ同じ速度で歩けるようになっているのである。これが本屋さんのいう「空気伝染」か!(笑)  ワタシの身体も随分変わったもんだとほくそ笑んでいたある日、本屋さんと神保町の町を歩いていた時に突然、本屋さんが、「アナタも大分普通に歩けるようになったから次の段階に入ろうか?」と言って、突如歩き方を変えたのである。変えたと言っても何かが変わったのが分かっただけで、ピッチをあげるとか、シャカシャカ歩くとか言うのではない。……でも着いていけない!?!?!  ぬあにぃ! ホントはこんなに早いの???

 「身体の此処と此処をこう使う」というその秘訣を後から聞いてなんとなく掴みかけているので、そのうちワタシにも、この本屋さんがいう「次の段階の歩き方」にも何時の日か手が届きそうな感じはしているが、「だったら、始めからそれを教えてくれればいいのに!」と思って言ってみたら(笑)、「始めにそう言っても身体の感覚が育ってないからなんのことやら分からんと思うよ」との事。言われてみれば確かにその通りだと思う。ただ「歩く」という誰もが普通にやっている事でさえこうなのだ。「鍼は腹で打つ」とか「足の力を手に伝える」とか「体重を乗せる」とか、いろんな事をいろんな人が言うけど、身体が出来てなくっちゃ分からない、見えない世界って絶対ある。出来る人にとっては「口だけの人」はお笑いの対象にしか過ぎないっていうのも理解できる。

 第二段階へ突入の翌日、朝起きて駅まで歩き始めると腰に若干の痛みがあった。まだ動きが自分のものになっていないので、無駄に力を入れてしまっているのが原因だろう。事務所に着いて、市民講座で本屋さんが教えていた腰痛ストレッチをやってみたら取れたので、身体の大きな筋肉というよりも、中の使い方がイマイチだったようだ。

 本屋さんは本当に楽々と歩いていってしまう。上半身、下半身ともユルユルと何処にも力が込められていない。しかも、軽身功(の真似事、と本人は言う)とかいう技を使うと、ドクター中松が開発した変なスプリング付きのシューズを装着しているのかと言うほど、「ピョ~ン、ピョ~ン」と飛ぶように去っていってしまう。人混みでコレをやられると、見失う・・・。しかも、人々を避けるのが上手なので、速さにはどうにかついていけても、障害物(人)を上手くかわせないワタシはロスタイムが大きくなって、どんどん離されてしまう。昔、修験道の人々は「野山を飛んで駆け抜ける」と言われていたそうだが、きっとこういう事だろうという気がする。たまに本気で走るとあっという間に居なくなる。「陸上部だったんですか?」と聞いてみたが、「たまにね」とか、「頼まれてね」とかよく分かんない答えしか戻ってこない(笑)。

 そうそう、先日ラグビーの試合で捻挫をした男性が松葉杖をつきながら治療に来られた。本屋さんが身体を触りつつ、「あんまり夜寝付きが悪いと言うか眠れてませんね、身体の故障も多そうですねえ、あ~肩もやってるでしょ、身体のこちら側だけがよく故障しない? あと、こんな事まで言っちゃうと申し訳ないんですけどこういう風に物事考えるタイプでしょ。」等とご本人が常々気にされているポイントを次々と当てていくので、びびっていた(笑)。故障グセをどうにかしたい、という思いが最近ピークに達していたらしく、本屋さんとの出会いから突破口を見つけられたようで本当に喜んでらした。涙を浮かべて感激しているようにも見えた(笑)。<身体の使い方>は鍼灸師だけでなく、万人が知って、体得しておくべきだなぁ、と思った次第である。体育の授業でこういう事を教えれば日本国民の頑強さが益すのになぁ(笑)。でも、こういう教育って徴兵制に続きそうだから阻止されるって、本屋さん達が話していた気がする。世の中知らない所で、色んなバイアスが掛かっているものなんですね。

【--- Ads by Google ---】は勝手につくもので当ブログの内容とは無関係です。

--- Ads by Google ---

治療家の手の作り方

神道の呼吸法

ハイブリッド難経

超鍼灸法

東洋虹彩診断 『診断革命』

新日本鍼灸楽会草紙

大師流小児鍼

日本腹診の源流

皆伝/入江流鍼術

六然選書① 尾張藩医浅井家伝 金匱口訣

古伝大東流闡明

|

« 東京巨鍼倶楽部(プレ?) | トップページ | 歯 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 東京巨鍼倶楽部(プレ?) | トップページ | 歯 »