社長の椅子
こんなブログをご愛読頂いております皆様。あけましておめでとうございます。今年もどうぞお付き合いの程宜しくお願い申し上げます。今年の六然社は出版ラッシュですよ。今月は『鍼灸開業繁栄の秘訣』が出版され、『診極図説』、難経解説本、杉山眞傳流、中医鍼灸歌賦、大師流、その他幾つかの出版物の充実を図るべく準備を進めております。発売になった暁には、是非是非、お近くの鍼灸師の皆様にもご推薦下さいませ。
さて。タイトル通り、読んで字の如く、社長の椅子を奪い取りました。入社1年未満にしての快挙です。通常なら「そこが社長の場所だろう!byシュガイザー」である事務所の一番奥に陣取り続けたワタシですが、新年を持って正真正銘、社長の椅子に座ることとなりました。皆様にも改めましてご挨拶を申し上げます。
・・・正月明けに事務所に来たらですね、社長の椅子がワタシの定位置にありました。パイプ椅子から昇格です。本屋さんは椅子を放棄し、バランスボールにしたのでありました。チャンチャン。本屋さんはパソコンに向かいながらもピョコピョコしていて楽しそうです。「いいなぁ~、ワタシも座ってみたいなぁ。早くどかないかなぁ~」と内心狙い続け、本屋さんがお出掛けになった瞬間から早速座り続けて仕事をしてみました。
座ってみると、なんだか楽しいです(笑)。でも、ゴムなので冷たい・・・。お尻から冷えるなんて恐ろしい行為は絶対に避けねばならぬので、バランスボールにブランケットを掛けて座ってみるとなかなかよろしい。まず、バランスボールの素晴らしい所は足が組めないことでしょうか。これで姿勢の偏りがかなり減るでしょうね。ついつい、組んじゃいますから。両足を地面につけて、なんとなくユラユラ動いているので骨盤周りを長時間の座位による緊張で固めすぎない。腰痛予防になりますな、コレ。で、いつも自分がどっちの坐骨結節を着けて座っているのか、なんてことがだんだん分かってきます。そっちだけ沈んできますからね。こういうクセから上半身に続く緊張を矯正することも座るだけでできるなぁと、一石二鳥、お得なアイテムグッズに感激しながら『色体ちゃん』を校正すること数時間。
しかし、座り続けると新たな発見があるものです。骨盤を前傾させて、お尻を突き出すように座ってバランスをとることが多くなっていました。土台がこうでは胸椎と頚椎にも負担が掛かってまいります。なんだか呼吸がしずらく、首のあたりの詰まり感が増してくるのであります。本屋さんのように常に頭が天から吊られているような姿勢の方にはこんな軟弱な不調が起こるわけはないのですが・・・。「これもリハビリ、身体矯正だなぁ」と思いつつ、ユラユラ、グルグルと落ち着かない子供のように画面に向かっているワタシです。しかも、ちょうど見ていた『色体ちゃん』のページには「小さい子が落ち着きなくじっとしていられないのは腎陽が盛んだからで、大人になるにつれ落ち着きが出てくるのは、お臍の裏に位置する両腎の安定によって作られるのだ」という文章が出てきました。タイムリーで笑えた仕事始めでありました。
追加。だんだん慣れてきた時にふと気付いたら、足を組んでいました・・・。慣れって恐ろしい。
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