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2007年3月 2日 (金)

(社)徳島県鍼灸師会に登場!

 本屋さんは今年に入って地方からお呼ばれされる機会が続いております。1月は福岡、2月は新潟、3月は無しですが東京で『鍼灸開業繁栄の秘訣』講座がありますし、4月は徳島県鍼灸師会様からお声が掛かりました。これは鍼灸師会の会員以外の臨床家はもちろん、学生さんも参加いただけるとのことです。「体全身で鍼を打つ」とか「腹で打つ」とかいう言葉はよく耳にしますが、そんじょそこらの鍼灸セミナーでは見ることのできない人間の可能性をご覧になれますよ。「あぁ、ココが動かなきゃダメなのか」の連続ですが、ある程度練習すれば結構変わるものです(実感)。そう言えば、一月のニコイチの「東洋はり医学会」での講演の最後に、あれだけ「手と身体」とニコイチが主張していたのに「手だけ幾ら動いたってしょうがない、身体で打つんじゃないの?」と突っ込みを入れて、ココゾとばかりに本屋さんに返り討ちになっていた方がいました。これ(本屋さんの動き)を見たらきっとこういう愚問は出なかったことでしょう。だいたい、その辺りのことは『新日本鍼灸楽会草紙』に十分に解説されて書いてあるのでございますが、相手を知らずに切り掛かっちゃ自殺行為とでもいいましょうか。身体が大事、とか言いつつ、じゃあどれだけ身体を使いこなせてるの? という視点がないのです。だって、どれだけ自分の関節が固まっていて動かないのかって知らないんだもん。目で見て分かる柔軟性とは違います。「これは凄い!」という身体の動きを見せてくれる人はあまりにも少ないのが現実ではないでせうか?  以前、黒忍者や白忍者の重い鞄や歩く早さの事を書いたことがありまぴたが、「肚が」、とか、「腰が」、とか言ったって観念論だけでは困ります。百聞は一見にしかずとはこのことです(笑)

さて、さて。 それはそれとして。 先日の身体作りの会で、今まで溜め込んでいた消化不良の「点」達が、ある動きをやったことで「線」に繋がりました。この動きは前から習っていたのですが、個人的に教わっている機会には気付かなかったことが、大勢の方々の動きを見たり、それぞれの方に合わせたアドバイスを重複して盗み聞きしているうちになんだか見えてきたのです(笑)。こういうの皆で練習する強みですね。ちょっと気づけた事をを臨床に応用すると、背中の力が抜けて、手と腕が疲れにくくなくなりました。受けている方も刺激が奥まで来るので感じが良いそうです。「こんなに楽していいのか」と思えるほど、脱力の中でこそ出る力があるのだと気付いた次第です。まだまだ、ようやく見えた世界。だけど、長い臨床家人生を送るのには必須なのです。自分の体が壊れちゃしょうがないですからね。臨床を上達させ、且つ自分を守る。身体作りは奥が深いのだぁ。 ワタシのしつこいお願いが効を奏して(笑)来月も引き続き、…というか新規メンバーを迎えて始めの一歩から身体作り講座は再スタートする事になりましたが、「歩く療術のデパート」と某人が称した本屋さんの事ですから、身体作りだけでなく、その使い方についてもいずれは系統立ててやって欲しいと思ってますし、面倒くさいようでしたら間に通訳を入れて(笑)……という企画も検討中です。 

 とはいえ、こういった身体作りの重要性に気づいているのはワタシだけではなかったようで(当たり前か!)なんと遠く四国の土地から本屋さんにお呼びがかかったようです。お断りしておきますと、今回の企画はレベル3氏とは無関係です。(レベル3氏は1参加者としてもう申し込みを済ませたようですが)。本屋さんに伺うと、呼んでくれたのは、経絡治療学会繋がりの先生で、お子様達の小児鍼ならぬスキンタッチなどにも取り組んでおられる大上先生(とその仲間達?)。

 普通は本屋さんみたいに「その業界の暗部を点く!」みたいな事をしていると業界内で仕事が出来なくなるものみたいですが、何故か逆にコアなファンも着実に増えているようで(本屋さんに言わせると「恐いもの見たさなんじゃないの(笑)」と卑下してますが……)、まあ前回の経穴講座の最後の話を聞いていた受講生の中から、「話を聞きながら悲しくも辛くもないのになぜか眼が潤んできてしまいました。自分自身初めての体験で戸惑いましたが、いろいろな形の感動があるということなのでしょうか。」という意見もあったようですが、分かる人には分かる、アヤシサ(笑)があるってことなんでせう。

 というわけで、その徳島県鍼灸師会さんが用意してくれたチラシからの引用です。関西圏の方は出掛けてみては如何でしょうか? ワタシは行った事がありませんが、「四国は土地が違う!。実に風光明媚ないい所だ!」と本屋さんは言っています。ご興味のある方は直接連絡の上、お申し込み下さい。

 

    ~(社)徳島県鍼灸師会~

   特別講習会のお知らせ
    「鍼灸師の身体の作り方」

-----------   徳島県鍼灸師会------------

                         

流派を問わず、名人と呼ばれる人の臨床を見た時に、その流れるような手さばきの素晴らしさに目を奪われた方は多いかと思われます。その美しさは、無駄な力が抜け、動きの全てが治療に注ぎ込まれていることから来ていると私は思います。しかしそれは、長年の臨床の中で培われてきたもので、なかなか意識してまねできることではありません。名人を目指すためには、はり灸の治療をひたすら一生懸命にやるのが一番なのですが、ちょっと身体の使い方を変えるだけで、治療に違いが出てくることも事実です。

“鍼灸師の身体”や“鍼灸師の手”というものは一日セミナーを受けて出来上がるものではありません。しかし、この講習でヒントやきっかけをつかまれ、継続することで、新しい世界は開けることと確信しております。

当日は身体の使い方のレクチャーもお願いしております。今後の臨床に必ず役立つものと思いますので、是非この機会にご参加下さい。

講師:六然社 寄金丈嗣先生

日時:平成19年4月15日(日) 10:00 ~16:00

日程: 10:00~12:00 講義
    13:00~15:00 実技
    15:00~15:30 質疑応答

場所:徳島県青少年センター 小体育室(42畳)
    徳島市徳島町城内2番地1 TEL.(088)625-6166

会費: 会員   3,000円
    会員外 5,000円
    学生   3,000円

申込:当日は現金の受け渡しができません。下記の口座に必要事項を明記の上、
    郵便局にてお振込み下さい。振込用紙の半券を当日受付にお持ち下さい。
    振込先  : 郵便振替番号   01680-0-11252
    加入者名 : 徳島県鍼灸師会
    必要事項 : [氏名] [会員/会員外/学生の区別] [住所] [電話] [e-mail]

問合せ:おおうえ薬局治療院 (担当:日下)
             電話 088(669)1676

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