読書感想文
3月18日に東京で行った『鍼灸開業繁栄の秘訣』講座が終わって2ヶ月が経とうとしておりますが、今回は読者感想文なんて載せてみようかなぁ~。
ワタシは数回読み返しておりますが、なんか毎回発見を得るのは何故だろう??
著者である塚谷信夫先生の鋭い洞察力による普遍性が底辺に隈なく流れているからなのでしょう。と言いつつ、ワタシの場合は読んだはずなのに記憶が無いな…と脳細胞に貯蓄できていないことを悲しむも、いや、もしかしたら貯蓄しているはずなのに引き出せないだけなのかも知れない、何かそこを繋ぐケーブルがあればすんなりズラズラ出てくるに違いない…と、アウトプット能力が発達していないのを棚に上げ、どうでもいい言い訳を繰り返しながら、「やっぱり面白いなぁ」とだけ結局は思って読むのでした。さすが「自分が読みたい本しか出版しない」と豪語する本屋さんが出すだけの事はあると思います(笑)。
脳細胞とケーブルとアウトプットで浮かんでくるのはやはり鴻仁先生。書籍のタイトル&著者までならいざ知らず、なんで年号まで出てくるのか!! と、ワタシはいつも思ってしまいます。その年号を言いいながら西暦でもスッと言い換える独り言。自他共に認める鍼灸オタクだけあるなぁと感心しきり。
そう言えば、こんなことも。以前、本屋さん宅で深夜の打ち合わせ中、少し横になったまま寝入ってしまった鴻仁先生を起こしてお布団で寝て頂こうとしていた我々でしたが、「先生、お布団でどうぞ」という本屋さんの奥様の美声も一行に届かず、全然起きません…。それを見ていた本屋さんがすかさず「『○○』の出版は永禄12年」とわざと間違った年号を言ってみると、「違う!『○○』は寛永2年、1625年!」とだけ言ってまだ寝ている…。即座の反応の素晴らしさといったら(爆笑)。さすがニコイチ、お互いの刺激ポイントが分かっているなぁと妙に感心した一件でした。
脱線してしまいましたが、『鍼灸開業繁栄の秘訣』の感想文をご紹介。この方はワタシの後輩でもある現在3年生の学生さんです。まさかブログで公開されるとは夢にも思ってないと思いますが(笑)。以下↓。
さて、鍼灸開業繁栄の秘訣を4月中に読み終えました。
前書きにもあったように現代の開業にも必要な知恵がたくさん紹介されていました。
著者はもういらっしゃらない方なのでしょうが、とても身近に感じられ、本を通じてタイムトラベルをしたような気持ちになりました。
また、山崎良斎先生の綱領の第三項には、ズキューンと射抜かれたような気持ちになり、熱い情熱に胸打たれました。
読めない漢字もありましたが、読後は興奮して友人に貸しました。それが戻ってきたのでまた誰かに貸そうと思います。良さが分かって買ってくれる人が増えるよう運動していきます。
いい本をありがとうございました。また読もうと思っています。遅くなりましたが、お礼まで。ではまた!
このように、色んな所に六然社ファンが存在し、草の根運動を展開してくださっているお陰で、一切営業活動をしていないにも拘らず成り立っている特殊な経営の六然社であります(笑)。これも本屋さんの経営手腕の一つなのでしょう。うんうん。ここは皆様、六然社が末永く続くよう暖かく、ついでにお財布の紐も暖かく弛め、書籍の売上にご協力いただきますようお願い申し上げます!!なんちゃって。
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