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2007年5月 6日 (日)

鍼灸祭の見所

 ゴールデンウイークも後一日となりました。濃厚に終わった池田政一先生&長野仁先生のジョイントライブも報告はまた改めて書こうと思いますが、とりあえず、次のイベントの告知をしておきます。

早いものでこのブログを書き始めてから一年が経ちました。ご愛読頂いております皆様、お付き合い頂きましてありがとうございます。「去年も鍼灸祭のお知らせ書いたよなぁ」と思い出し、調べてみるとありました。文章が簡潔なこと(笑)。始めたばっかりでしたからねぇ。おととしはベルギービールが飲めなかった・・・との恨み言を書いておいたお陰で、昨年は友人が取っておいてくれました(笑)。今年のお酒は何だろうなぁ~、酒屋のプロ・明治屋さんだもの期待してますっ。

 さて、本題。今年は例年と違って新しいことが二つ。一つ目は今年から講演だけでなく実技供覧もしようという事になりました。 トップバッターは鍼灸祭世話人もしていらっしゃる積聚会会長の小林詔司先生です。腰痛治療に関しての実技をご披露いただきます。モデルは当日会場から選びますので、ご希望の方は脱ぎやすい格好でいらしてください。ただし、本当に腰痛がある方を優先します(笑)。

 次に、協賛団体からの寄付金だけで今まで運営しておりましたが、今後の運営維持を考慮し、今年から参加費をワンコイン500円だけ頂くことになりました。より良い発展のため、ご了承いただければ幸甚です。毎年毎年協賛いただいている関係者に加えて、今年は本屋さんの私的ファンの集い(ウソ:笑)関西の学生交流会のささやき様、謎の団体長春会様からも協賛表明が!   この業界って本当に人間関係というか、人のつながりで広がっていくんだなぁと改めて実感した次第です。和方鍼灸友の会も当然のように協賛いたします。

 参加費を頂くに当たって、例年とは違い、受付を必ずしていただくことになります。場所は2つ。4時半から予定されている懇親会(参加費3000円)に参加される方は、1時から始まる湯島聖堂大成殿入り口にて参加費と合わせて(3500円)をお納め下さい。名札兼領収書のバッチをお渡しいたしますので、胸に付けて特別講演会会場へお進み下さいませ。 因に、懇親会は当日参加OKですが、一応定員があります。つまり先着順。予めかじめ我こそは、という方は、事前予約も可能ですので、こっそり(笑)メールを下されば人数枠を確保しておきます。

 特別講演会のみのご参加であれば、講堂入り口の受付にお立ち寄り下さい。例年立ち見が出る講堂に入りきれない場合に備えて、映像でご覧いただける別室を今年も用意しておりますが、こちらへ入る前にも受付を済ませてからお席について下さいますようお願い致します。受付では胸に貼るシール兼領収書をご用意しております。うっかり受付をせずに中に入ってしまった方へは黒忍者からの必殺技がお見舞いするかも知れません。技をかけられたい格闘技フェチの方は素通りでお入りいただき、「今か今か」と来るべき戦慄をお待ち下さい(笑)。ただしどうなっても知りません。できましたら、お釣りの無いよう500円ちょうどでお支払いいただけると大変助かります。

 先日本屋さんが講義にお呼ばれした、徳島県鍼灸師会の会長もいらっしゃるかも知れないとのことで、こんなに早く実現するかも知れない再会も楽しみの一つです。この会長さんは本屋さんと同じ匂いがするのであります。既存の古びた機能停止状態の団体などとは大違い、とてもアクティブに鍼灸の普及を仕掛けてらっしゃいます。個人的にやっている方は多分日本中に草の根的にいらっしゃることと思いますが、社団法人でこういう活動をしているんだぁ~と、あまりこの業界に詳しくない(ダークな面はやけに詳しくなってしまったが:笑)ワタシは感激いたしました。

 会長さんを筆頭に数名の鍼灸師が月に2回、お寺でお灸治療会を開催して早10年になるそうです。会長になる前からやっていることだそうですが、若手の鍼灸師を育てる場でもあり、無料治療会を通して鍼灸の一般化を図っているとのお話はまさに『鍼灸開業繁栄の秘訣』ネタ(弊社発行:お手元に無い方はご注文下さ~い)。同じようなことが書いてありましたね。お灸を通して鍼灸が日常化するのが狙いですから、《無料》が意味のあることなのです。この活動がテレビなどのマスコミで取り上げらることも多々あるそうです。

 他にも小児鍼をアレンジした《親子スキンタッチ教室》。「指導するためには小児鍼や東西医学の知識が必要だが、鍼灸師が活躍できるフィールドを広げることで、社会的地位の向上につながるのではないか。信頼ができれば鍼灸院にも健康相談に訪れてくれるようになる」と、この活動が未来の鍼灸師のためになると会長さんはあるホームページの記事でコメントされていました。加えて、市民セミナー等へも打って出ているそう。治療の前に家庭でできることをネタに、話の上手くない新米も最初は紙芝居からでも、どんどん前へ出していくと数回でやみつきになる、とのことでした。素人さんに上手く《伝える》と言うのは、患者さんと一対一で向き合っているときにも生かされます。本屋さんがよく言う、「鍼灸師はアナウンスはできてもコミュニケーションする気がない」という前段階「アナウンス」を磨く荒修行みたいなもんですかね。じゃぁ「コミュニケーション」は?と思う勿れ、この会長の動きを見ていれば、後進は必ずコミュニケーション能力が身につきます。本当にお話が面白い!四国は初めてだったワタシは「大阪人ぽいね」と高知出身のレベル3に聞いてみましたが、四国の中でも徳島は特に大阪気質なんだそうです(笑)。天性のものかとばかり思っていましたが、海を渡って落語の師匠に付き、噺を勉強されているとのことで、これには頭が下がりました。とにかく一般の人をどうやって鍼灸に目を向かせるかという事に、真摯に取り組んでおられるのです。

 目の付け所が機能停止鍼灸師会とは違います。「『千と千尋』の1コマにでもお灸をするシーンが入っていたらどうだと思う?世界中に日本の文化として認識されるでしょ。この絶大な効果に投資するぐらいの活動をしたらええんや」との言葉に、「無資格者を取り締まれ」と数パーセントの受療者を奪い合う小さなシェアしか見ていない、どん詰まり経営方針ともいえるヒモジイ心とは一線を介するなぁ~と思いましたです。1割にも満たない顧客を奪い合うより、残り9割をどうやって開拓していくか、教育していくかを実地で行っている徳島鍼灸師会なのでした。こういった視点も本屋さんはよく講義中に言っていましたね。学生の皆さんはこのうような活動を実際にされている先輩に近づいてみるとイイコトがあると思いますよ。よい刺激がどど~んと入りますから(笑)。(どどーんと言うと思わず笑ってしまうのが、最近本屋さんがお気に入りのギャグ「金ちゃんノドンといってみよう」です。日本語って面白いですね;笑)

 社団法人 日本鍼灸師会のホームページに載っていた「全国47都道府県鍼灸師会と協調して、会員の資質の向上と、鍼灸師の社会的地位の向上や国民に対して鍼灸医学の啓蒙のため活動をしております。」の実際の活動とはこういうことなのかぁと納得しました。

第28回 鍼灸祭(流派・団体を越えた鍼灸振興の集い)

日時:2007年5月20日(日) 13:00~

場所:13時~ 祭礼 (湯島聖堂大成殿) 
    14時~   特別講演会  (講堂)

講演: 演題1 「漢字・漢語の話」 田部井 文雄先生(財団法人 斯文会理事)

     演題2 「例えば腰痛の積聚治療」 小林 詔司先生(積聚会会長)

参加費:500円

懇親会:湯島聖堂講堂  (懇親会費:3000円)

鍼灸祭は、昭和40年から59年まで20年間にわたり四世鍼師神戸源蔵氏の発案と世話人(岡部素道、丸山昌朗、石原明、石野信安、工藤訓正、小野文恵、深谷伊三郎、奈良守康、竹山晋一郎、井上恵理、神戸源蔵の各氏)らの尽力により、「鍼と艾に感謝し鍼灸縁者の慰霊をするために」東京浅草の伝法院で行われていた“はり灸まつり”の意思を継承し、鍼灸の啓蒙と普及のために復活させたものです。5月20日に当日に先立ち、5月15日(火)は、浅草五重塔に安置されている位牌(施主先代神戸源蔵氏)の参拝法要日となっております。ご縁の方はご参加下さい。因に本屋さんは毎年行っております。ご同行したい御方はこっそりメール下さい。お参りの後の浅草散策で一緒にうまいそばが食べられるかも(笑)

注:鍼灸祭当日会場にて鍼への感謝を込めて廃鍼の回収を受付けます。
  (但し一人9本まで)

★★★なお、六然社の本は、 こちらの書店ウェブサイトや こちらのウェブサイトから購入出来ます★★★

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