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2007年5月18日 (金)

ご報告。第一回伝統医学史セミナー

伝統医学史セミナー感想

 このところ、講演会続きで全然感想が追いついておりませんでした。鍼灸祭まで一段落しましたので、順を追ってお知らせしたいと思います。

 4月22日(日)、京都で開かれた第一回伝統医学史セミナーは120名弱の方々がお集まりくださいました。前々から鴻仁先生(別名シュガイザー;笑。今回は真面目な会なので屋号を取ってこの呼び名です)が温めてきた医学史セミナーの記念すべき第一回。医学史でこれだけ人が集まるのもさすがは和方。今後も定例化されそうですね!

 会場に着いてみると、亜東さんと搬入を手伝う学生達がもうお仕事中。和方の会員の学生は本屋さんを見習ってか積極的にお手伝いしてくださいます。参加者なんだからやらないのが普通なのですが、この辺りから人間関係が出来ていく模様です。そういえば、本屋さんが鴻仁先生と付き合おうと思ったきっかけは、「オリエントの人なのに他の出版社の後片付けを手伝っていたから」だって以前聞いた事がありまぴた。そういう本屋さんも◎書房時代に○○書店の後片付けとか手伝っていたらしいですけど。つまり同病?(笑)

 午前9時を回った辺りから、小雨がぱらつく中、続々と受付に参加者の皆様が到着。トップバッターの演者である小曽戸先生からなんとプレゼントが!「数に限りがあるんだけど、皆さんに差し上げて」と、《武田科学振興財団 第46回 杏雨書屋特別展示会 「曲直瀬道三 一五百年の歴史」》カラー版小冊子を頂戴しました。早い者順で申し訳ありませんでしたが、手に取った方々にとっては今回の講演とかぶる内容でしたらからラッキーでしたね。

 2007年は曲直瀬道三生誕500年御薗意斎生誕450年にあたる、伝統医学史上記念すべき1年との事で今回のセミナーが開催されたわけですが、鴻仁先生講義中には意斎の鍼術=打鍼を見せてくれたりもしました。この打鍼は鴻仁先生がオーダーして独自に作ったものです。18金をたっぷり使ったこの打鍼を手にした時、鴻仁先生は「御薗意斎だって絶対欲しいに違いない!!」と絶叫したとか(多少誇大表現;笑)。でも、新幹線に飛び乗って東京の本屋さんの所まで見せに(自慢に)行こうかと思ったくらいの打鍼です。今回のセミナーは和方会員の方限定ではなかった関係で、会員以外の方も多くいらっしゃってましたが、この打鍼と30年モノの黒檀一刀彫の小槌を手に入れたいという理由も加味されて(だって和方会員限定発売の予定)、その場で会員申し込みが相次ぎました。

 因みに和方鍼灸友の会は年会費は頂いておりません。入会金1万円のみ。鴻仁先生と本屋さんが連名で書かれた趣意書に同意された方のみお入り頂いております。キャッチフレーズは《良い手・良い鍼・良い文献》。皆様から頂戴いたしました入会金は通信費やら、古書購入費の補填やら、講演者への謝礼やらとして消えてなくなります(笑)。皆様の1万円が古典ハンターを通して文化財保管運動へと実は繋がっているという事に誇りを感じて頂ければ幸いです(笑)。実際去年の多賀フォーの準備から後片付けまで裏方として手伝った立場からこっそり暴露してしまいますが、あれなりの場所でイベントをするのに、毎年ニコイチは数十万の補填をポケットマネーからされています。年会費もとればいいのに…。それから、多分冗談でしょうが、今後は入会&更新に関してテストをしようかなぁとか言っているのを小耳にしました。ニコイチのマニアックテストって一体…。300名近い会員の9割が落ちる気がする…、もちろんワタシも(笑)。ここは身を張って、制度導入を阻止します!

 最後に大浦先生による、馬場美静師旧蔵の『杉山真伝流』に収録される32症例についての講義となりました。この内容は、現在本屋さんが夜な夜な編集中の『杉山真伝流臨床指南』として刊行の予定です。著者が挿絵も描いている本というのは珍しいんじゃないかと思いますが、これがまた簡潔明瞭な絵で、漫画を上手く使って理解力の助けをいただけるのは有り難いかぎりです。ワタシも全容をまだ見ていない謎の本です(笑)。

 今回の会場手配を含め、京都の裏の裏まで知り尽くした木馬さんのサポートのお陰で滞りなく無事に第一回目を終わることができました。来年も開催を望む声が続々と届いております。

★★★なお、六然社の本は、 こちらの書店ウェブサイトや こちらのウェブサイトから購入出来ます★★★

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