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2007年6月19日 (火)

禅寺修業…鍼灸は出会い系?

 「6月下旬に告知」といいつつ、サボっているわけではないんですよ。
何と言っても、本屋さんのディープな世界に房中博士&◎っちゃんの絡みで一泊二日ともなれば、なかなか一筋縄ではありません。かなり「取扱注意」(笑)である事は間違いありませんが、まだ、お寺様との打ち合わせが済んでおりませんので、正式な参加費が決まっておりません。にもかかわらず、既に予約枠が埋まりつつあります(笑)。
 けれども、開催場所が開催場所だけに、本屋さんはかなりナイーブになっておられます。「先方に迷惑はかけたくない」ということですね。以前、本屋さんの縁のお寺(あの石坂宗哲のお墓のあるお寺です)を借りて講習をやっていた時は、ちょっとお寺にはあるまじき行動をする方がいらっしゃって、本屋さんは冷静に怒ってらっしゃいました。冷静に怒っている時の方が怖い……。
 ということで、身に覚えのある該当する方には申し訳ありませんが、その辺りを汲んで頂けると助かります。また、今回の会場提供先は一般会場でなくいわば個人宅です。ですので、先方に御迷惑をかけたくないのでありまして、和方会員でない方はもちろん、人間関係の見えない一見さんは基本的にお断りにさせて頂くことにします。そして、昨年度の経絡経穴講座や身体作り講座等の本屋さん関係の講座、その他鴻仁先生の和方イベントに積極的に参加されている方を優先にさせて頂きます。
 

 ここまで読んでがっかりされた方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、例外はあり得ます! 例えば、一見さんでも、既に強力なコネを用いて申し込みをされてきている方もいらっしゃいまして、まあその仲介者の顔を立てて引き受けることになりそうですし、地方からかなり熱意の感じられ、かつ人物像が見えるようなメールを下さった方など、積極的に扉をこじ開ける力量の持ち主には門戸は開かれております。もちろん、その際も和方鍼灸友の会入会が条件であることは変わりありません。(ということは会員なら必読(笑)の『新日本鍼灸学会草紙』を入手されていることも裏の条件になっている?)

 と言いますのも、こういう裏方をやっていると、色々と感じることがございまして。基本的にメールのみでの受付というワタシの都合を最優先した不躾なやり方にお付き合い頂ける方のみがコンタクトを取ってきてくださっていますが(ありがとうございます)、このメールの書き方一つで、ある程度その方のヒトトナリが見えてくるものです。

 丁寧に書いてきてくださっている方とは、何度かメールのやり取りをする間に随分と存じ上げているような気になってしまう事もままございます。反対にお名前&用件のみといった事務的なメールもしょっちゅう頂きます。が、ちょっとタカビーな言い方をしてしまいますと(笑)、アピール度が足りないというか、激戦区の本屋さん講座に割り込む意気込みというものがこちらにビビーンと伝わらない場合は、ウェイティングリストにお名前を書きつつも、なんとな~く見えない君となってしまうこともあったりして。まぁ世の中そういう理不尽なものなんでしょう(笑)。このような世の常、つまり人の心の理不尽さを超えるコミュニケーション術を持っている人は絶対にこの業界でも成功しますよ。だって、患者さんと繋がるってこういうことと一緒ですもん。

 そうそう、ワタシは聞いてしまいました。「日本人の身体作りの基本は雑巾掛けだからなあ、寺は廊下が長くていいぞ」 それから、開催場所が開催場所であるだけに、急な法事が入ってしまう事が無いとはいえません。「なるべく、いれない」と先方ではおっしゃってはくれていますが、何が起きるか分かりません。ですので、万一の場合は多少不自由があるかもしれないことをも予め御寛容下さい。 いろいろ書いてますが、基本的には「どうせやるなら楽しくやろう」がモットーの本屋さんですから、損はさせないと思いますです(既に皆さんに配る本を用意している模様、ワタシも欲しかった一冊…なのに早速患者さんに提供しちゃってました「治療より自力更生が大事です」って)。

 定員についてですが、本屋さんは20人ぐらいが良いと言っています。が、この人数だと本格予約を開始していないのにも関わらず半分以上埋まってしまっています。それはあんまりなので、もう少し枠を増やしてもらおうと交渉中。

 それから、夜はお酒も有りという会でありますので、飲んで絡む通称・酒害ザー族の方は参加を遠慮されるか、お酒を控えめに自粛して下さい(笑)。ただし、房中博士の生態を楽しめるぐらいにお付き合いできる方はウェルカムです。楽しいお酒にしましょう。以前、本屋さん宅での集いの際に招待していた先生に酔ってしつこく絡み始めた輩がいたそうで、どんなに飲んでも酔わない(ので酒豪だと思われがちですが、全然普段は飲みません:笑)本屋さんとしては、酔っ払いの気持ちが理解不能なようでして、こういう事をしてしまうと後々ご自分の首を絞めることになるかも(このあたり一滴も飲まない鴻仁先生も同様です)?? お気をつけ下さい(笑)。レベルスリー先生みたく、ニコイチに付き合って同じように本を数百万単位で買い込んでいれば、何故か同類と見なされて免罪符があるみたいですけど(笑)。

 さてさて、全くの余談ですが、実はココ数週間、用事があって米国の地を踏んでおりましたワタシです。鍼灸学校時代は一歩も外へ出なかったので4年ぶりでしたが、《東洋医学》を学んだ自分の感覚が4年前とは全く違ったものであったことに、随分と驚きました。歳を取ったというよりは、鍼灸を通して日本文化に再入場した感じです。日本には大人になるにつれて楽しめる文化があって本当に良いなぁと嬉しくなった今回の旅行でした。夏には禅寺で合宿、秋には多賀大社でフォーラム、そのまたすぐ後には京都の仁和寺にお泊り。今週末は高知で刺絡学会の後に四国の清流に身を流しちゃおうかな(笑)とか、寒すぎる季節になる前に本屋さんのご友人である某先生を訪ねて美味しいもの三昧の佐渡へ渡ってみたいなとか、鍼灸を通してディープな日本を体験できる環境に今いる幸せを再確認しております。皆さんもそうなんじゃないかなぁと思ったりしました。

 自分のアイデンティティがはっきりしてくると、海外でも意外に楽しめるモンですね。前は単なる日本人でしたが、今回は鍼灸師という看板が加わりましたから。鍼灸を初体験して頂いた方々は、揃いも揃ってすごく感激してくれていましたよ。特にワタシのは鴻仁先生を真似た浅鍼&六王鍼に加えて、本屋さんの手技をふんだんに真似して効果の出せない(自虐的;笑)触る治療がメインであります。ついでにアロマオイルも使っちゃったりして、◎ちゃん仕込みの揺らし整体ももちろん随所に織り交ぜます。なので基本的に痛くないし、熱くないし、怖くないからぐっすり爆睡。しかし、これだと思う人にはゴルゴ36先生の育毛鍼で25本使いますよ。この場合はですねぇ、育毛目的で使うわけではないのですよ・・・っふふ。「コレは育毛っていうよりは○○を動かすんだな、さすがゴルゴ先生」という本屋さんのアドバイスを受けてから、そうやって使ってみると驚きの効果が!! ほんと、さすがゴルゴ先生、と涙した一件を体験してから、ワタシのとっておきになっております(笑)。

 米国でワタシの治療を受けた人の中には「今度から日本人の鍼灸院に行ってみる」と言っていた方もいらっしゃいました(笑)。「飛行機代ぐらいすぐに稼いで帰れるから年に数回来なさい」と人集めをマネージメントすると言い出す方もいて、《手に職》とはよく言ったものだなぁ~と他人事のように感心しておりました。まぁ、ワタシレベルじゃまだまだ人は集まらないでしょうが、上記に挙げた先生方ならすぐに飛行機代以上が集まるわけで、本当に腕さえあれば食いっぱぐれないんだと妙に納得した帰り道でした。単に勉強したかったから始めただけで、《手に職》と思って始めたことではなかっただけに感慨も一入でした。

 それから、散鍼はやっぱり非常にウケが良かった。「散鍼は世界に通ずる」と、この技術の底力に感激したのですが、これもまた《出会い系鍼灸》だなぁと痛感する出会いがもうすぐやってきま~す。「こんなすごい所に繋がっちゃたい」とすごくびっくりしているのがそれでして、アロマがブームになる前から翻訳活動などをされているフランス在住の鍼灸師の先生が今度本屋さんの刺さない鍼を見学にいらっしゃるのですっ。この方が刺さない鍼に興味があるというのを、今年になって知り合った某先生から聞きつけた時には、本屋さんをめちゃめちゃ推薦しました(笑)。東京にいらっしゃる機会で見学をしたいとのご希望に漬け込んでみましたですよ。もちろん本屋さんには事後承諾(笑)。でも、私が知る限り散鍼の「さ」の字も知らない一般人にでも理解可能な説明ができつつ、刺さない鍼アレコレを批評しつつ、自分も「刺さる鍼をささない技から普通じゃなかなかさせない鍼をも刺せる技」を持つ人物なんてそうそういませんから、とても良い事をした気にもうなっています(笑)。これも《出会い系》のお話の一つでした。

 ついでに今日、本屋さんの治療を受けていた人は、鍼が全くダメ(だった?)人。なのに本屋さんは、しっかり数本うっちまい(笑)、散鍼をバシバシ(?)して、でも患者さんは「猫の肉鞠で撫でられてるみたい」って笑ってまぴた。辛そうな顔で来た患者さんがスッキリクッキリサッパリの顔で帰って行くのを見るのは他人事ながら嬉しいもんですね。この「散鍼」を「猫の肉鞠」と表現してくれたのは、多分聞けば大抵の人が知っている某有名雑誌の編集長様でした。さすが表現がひと味違いました。

 それでは、今週半ばの打ち合わせが済んだらまたアップします!

 

 

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