○通寺夏合宿レポート 本編
さて、長いですよー(笑)。 前回のは合宿内容に触れずに終わってしまったので、今回ご紹介します。カリキュラムは以下のようでした。
① 和式礼法;立つ座る、忘れ去られた身のこなし(礼法から見た身体操法……別名半畳ダイエット(笑)途中休憩あり)
②ナイトセミナー 《房中談義》
司会進行 房中博士 語り 本屋さん
③身体作りを30倍楽しむ○っちゃん講座
④西から来た昨今の身体操法について
それぞれの詳細は後で転用する参加者の感想からお読み頂くとして、結局カリキュラム通りには事が運ばなかったですね(笑)。例えば、和式礼法の中で、立つ・座る、を練習していた時に殆どの人ができなくてですね、どうしてできないのかを説明して下さるうちにいつの間にか身体の診方、各個人が持っているクセ、鍼を使わずに身体を整える瞬間技のご披露&練習という風に時間が流れていきました。背中を着けて寝た時に大椎の部分や腰椎の部分、あるいは大の字よりちょっと上に腕を上げて寝た時に、肘が浮いちゃっている人など、本屋さんがいじると、不思議と地面に着いていきます。「そんなむずかしいこっちゃありません、見取ったら出来るはず」と言う本屋さんは、あちこち移動しながら、殆ど一時は治療会みたいになってしまいましたが、一応胴体を鍛えるのもやりまぴた。
ナイトセミナーに至っては相当深夜まで続いたそうです。ワタシは早々に睡魔に襲われてしまい、中座してしまったのが心残りです・・・。それから、○っちゃん講座で身体作りの応用性の広さに開眼された方も多かったはずっ。プラレール、縄跳びを持ち出してのイメージ作り、説明の仕方、本当に分かりやすかったです。特にプラレールについては○っちゃんは「本屋さんが一番喜んでくれるのでは?」と思っていたようなのですが、案の定、休み時間に○っちゃんとごちょごちょやってました。ちょっとのぞき込んだんですが、「汽車をこういうふうに持って揺らしちゃダメなんだよね」とか、「結局○○先生がやっていた名人芸は、ココを握らずに、接点をたった一点にして全体を完璧に揺らしちゃえるかどうかってことなんだなあ」とか、二人で盛り上がってました。あの会話を後ろでこっそり聞いてただけで得しちゃった。とにかく、○っちゃんは説明の仕方の工夫がすごい。相手がどの程度理解できていないか、を計算しつくせるところが患者さん支持の土台になるんでしょうね。
そして最後は身体作りの根本でもある肉トレ会。皆さんプルプルしながら堪えていること1・2分ぐらいでしょうかね。身体を作るのには機具もビリーも場所もたいして時間も必要ないんですね。やりたい時に立った位置のまま全身の底上げができる、素晴らしい型というものがあるんです。構造学や解剖学など無い時代なのに、昔の人はどうしてここまで築き上げられたのかなぁといつも感心してしまいますが、武術は生死に関わる危機的状況の中で錬りに錬られてきたものですから、人間の身体の可能性を最大限に伸ばせるメソッドが織り込まれているんでしょうね。
さて感想です。いつもの如く無断転用です。本屋さんが嫌う信者化する人々・・・という風にもちょっと見えますね(笑)。皆さんご用心を!!本屋さんがしつこく言い続けているのは 「自分の足でちゃんと立て!」ですからねっ。以下↓。
1: 正直、そんなにたくさんの人が申込するのかなぁ、と思っていたのですが、会場にて参加できなかった方の話を聞くに及んで、なんだかどえらいところに来てしまった、と今更ながらに感じております。今回、僕にとっての最大の収穫は、重心を○○に取る、ということです。○○の時に「重心は足のどこに掛かるのか」とバカな質問をしてしまいましたが、重心が○に掛かっていたからですね。これからは少し○からモノを観るように心がけます。
あとは散鍼の注意点でしょうか。頭で考えてみるに、軽いパンタグラフのように架線に寄り添う腕を作る必要があるのかなぁ、と思ったりもしたのですけど、やはり全然違うようですので、地道に唯掌論の練習をいたします。そのうちわかるときが来るといいなぁ、と淡い期待を胸に秘めて。(笑)
追伸
この間、島田隆司先生の著作集(上下巻)が手に入りまして、その中にあった「TAO鍼灸療法の発刊を喜ぶ」の一文を読ませていただき、(本屋さんが:アンジェラ注)○○先生をシメたお話しも納得いたしました。
2:夏合宿の2日間お世話になり、たいへんありがとうございました。濃密で楽しい2日間で、夢のようでした。今回の会場はお寺ということもあり、なんとなくリラックスで落ち着いた雰囲気のなか、初対面の方たちとも前から知っている仲間のように講義を受けることができました。
いつも得るものが多いのですが、今回の合宿は実技をみるときにどこをみるか、身体作りを具体的にどう活かすのか、どう活きるのかをしっかり考えながらやらなければいけないという今まで習ってきた当たり前のことを改めて痛感させられました。実技をみてるとき、自分では全体をみているつもりでいるのですが、指摘されるといつの間にか手先に目がいっていることがあり、ものにしていない自分に改めて気がつきました。
やはり観察力と妄想力(笑)につながるのですね。
でもこれだけの技術、秘伝、そしてそれがどう活かされるかを具体的に教えていただけるのは非常にすごい事だと思いました。これだけのことを教えてもらうには本来なら、どのくらいの時間と労力がかかるか想像もつきません。この習ったものを少しでも自分のものにしないと!
それとメールでいただいた房中博士の日記にも書いてあるように(先生の観察力、表現力はさすが抜群ですね。)、今回集まった方たちは全員、前から一緒にいる仲間のように協力的で、それぞれの分担が最初から分かっているように皆さんが動かれていて、たいへん感心させれました。他の会では考えられないことですね。どうやら次回も開催されるようですので、もし開催の折にはぜひ参加させていただきたいので、またよろしくお願いします。非常に得るものだらけの2日間でした。ありがとうございました。
3:夏合宿に初参加いたしました○○門学校1年の△△です。この度は大変お世話になりましてありがとうございました。今回の合宿に参加して、一番の感想は”ただただ感謝あるのみ”です。入学以来、学校に不満を感じ、失望し、将来への不安でいっぱいでした。合宿で本屋さんにお会いして、やっとお会いできたと感じました。学校は、500万円のカルチャースクールと思うようにし、本当の勉強は和方鍼灸友の会で学んで自分で広げて深く掘り下げて行こうと思いました。4ヶ月遅れで鍼灸学校に入学したことになりますので、今までの遅れと自分の無知さ・不勉強にあせりつつ、これから本腰を入れて学んで行きます。
教えていただいた腰の感覚を忘れないよう朝晩、筋肉痛にさらに筋肉痛を重ねて練習しています。まだ立つこともできず、上に向かう力の応用にたどりつくのは先になるかもしれませんができない中での向上を目指して行きます。
8月19日の多賀フォーラムの説明会と身体作りに参ります。それまでに少しでも身体が変わり、新しい発見があることを願っています。やっと勉強ができるうれしさを噛み締めています。今後ともご指導のほど、お願い申し上げます。
4:大変お世話になりました。お礼の長文も続々と届いていると思われますので簡潔に…!?
○通寺で行われている治療の恩恵にも与ることができ、その温かさを共有させていただきましたこと心から感謝申し上げます。勝手が分からず、ぞうきんはどこだ!なにはどこだ!どうしたらいい?と、房中博士や○○ママや顔は出さないけど影で気に掛けて下さっていた住職にも大変お世話になってしまいました。(もう少し住職のお話が聞きたかったな~)講師の本屋さんや○田さんへの賛辞は山のように届いていると思いますが、とにかくあそこまで教えてもらっていますので、考えてやらねば何も生まれないので実行あるのみです。有り難うございました。
5:まあ今回の目的はナイトセミナーですから(笑)! でもあそこまで深く下のほうにもぐりこむとは思ってもみませんでした(笑)いやー楽しかったなあ。
かなり遅くまで残って話を聞いていたのですが、○○さんがおいしそうに楽しそうにワイン(だったと思いますが)を飲んでいたのが印象的でした。あの場にいれた事が貴重な経験になりました。
房中博士には初めてお会いしたのですが、ブログに書いてあるとおりの感じの人でした(笑)。実はお寺に着いて体作りの時私の前でやっていたのが房中博士でした。体の動きが実にしなやかで相当練習をつまれている方なのだろうと思っていたのですが、アンジェラさんと一緒に色々やっていたので私はてっきり六然社のスタッフかと勘違いしておりました。
鍼灸師ではないのにあそこまで熱心に体作りをやっているのを見て正直あせりましたね、自分にもすごく刺激になりました。私が房中博士に気づいた時にはもう酔っ払ってしまっていたので(笑)今度はしらふの時の話も聞きたいです。
実はアンジェラさんがやっているお寺でのボランティア治療に私も志願したいのですが、今のところ曜日的にも腕的にも(笑)きびしいので無理なのですけれども、やる気はありますのでいずれ参加したいです。正直そういった場に飢えているというのもありますね。合宿も二回目が予定されているとの事、次回までにはもう少し身の回りの環境を整えてフルで参加できるようにしたいと思っています。
6:房中博士も書かれていますように、今回の合宿で、『諸先生方はじめみなさんが本当に良く気がつかれるなーとそうでなければいけないんだろうな、どうしよ、私。』でした。察知能力のなさ炸裂で、つい聞いてしまうのですよ『何かお手伝いすることは・・』と、そんなの自分で考えて感じなければいけないのに、習慣というものは恐ろしいです。
折しも今日学校で後輩に『脳内メーカー』なるサイトで私の脳内を検索したら全部『休』という漢字で埋まっていましたといわれ・・・、なんとかして動かします。
房中博士、かわいらしい方ですね(失礼でしょうか)。文章も一気に読んでしまう素晴らしさでした。読書量と文章力は正比例するのでしょうね。(この点においても、いかんいかん私です)本屋さんと○田先生のお話は、なるほどーと頷かされましたです。
次回、開催されましたらまたぜひ参加させて頂きたいです。宜しくお願い致します。
(図々しくも)希望なのですが、ナイトセミナーでお話にちらっとでた『フェチ』についてのお話をぜひお伺いしたいです。
7:素晴らしい環境のなか有意義な合宿が過ごせました。土曜日だけなのが残念でしたが…
次回?はもう少し自分の身体を使えるようになった状態で臨みたいと思っています。 自分が気付かない、けど凄く核心に迫ることをやって見せてもらってる気がするのです。
8:合宿おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。
今回、自分の身体と向かい合ったことで、いかに自分の身体が緊張しているか、無駄な
力が入っているかに気付きました。これでは痛い鍼しか打てませんよね。これからは家で、また日々の生活の中で学んだことを続けていこうと思っています。不思議と自分の身体に意識を向けることで、他人の身体に対しても、以前より詳しく観察できるようになった気がします。
合宿自体、とても楽しいものでした。建て前だけの自己紹介や、恥ずかしい名前カードを首からぶら下げさせられることもなく、自然なカタチで参加者同士で交流もできましたし。
博士のメールの中の「新興宗教みたいだ」は、思わず笑ってしまいましたが・・・さもありなん、と、どこかチクッとくる言葉でした。頭の片隅に置いておこうかと。また次回は多賀フォーラムでお世話になります。よろしくお願いします。
以上。まだ他にもありますが、ページの都合上(いつからそんなものがあったんだ;笑)。では、皆さんまた多賀フォーでお会いしましょう。驚異的な数字で数えていた自分もびっくりしましたが、残念だけど仕事で来れないとわざわざ伝えに来てくださった1名を除いて全員多賀フォーに参加するみたいです。あんなに遠い所へ皆さん・・・。本屋さんを教祖にして、新興宗教でもやったら当たるだろうなぁ、と思う今日この頃でありました(笑)。あ、最後にもう一つ感想を載せてお仕舞いにしますね。
9:「房中合宿」おつかれさまでした。そしてありがとう。 僕のPCではぼうちゅうと打つと、房中と すぐ変換してくれるようになりました。 本屋さんの講義は、昨秋の京大人文研以来。 実技というか、肉トレは学生時代以来、でした。 合宿が終わって、ふだん意識してなかった筋肉が痛いっす。 いろいろ情報量が多すぎで、なかなか 頭の中がまだ整理しきれてませんが、 房中博士のお人柄、○っちゃん先生の見方、などなど、 いろいろおもしろく拝聴いたしました。 本屋さんに、バーベキューのときに いろいろ質問をぶつけることができ、 話をする機会があったのでとても良かったです。 なにより、いちばんの収穫は、 本屋さんと一夜を共にした(笑)ので、 日常の所作、動作が見られたことです。 廊下の歩き方、ご飯の作り方、普段の座り方、 そしておもしろかったのは、起床の仕方。 (僕は幸運にもちょっと前に目覚めていたので、 見ることができました) あの起床の仕方はすごかった。 0か1かなんですよね。起きたら戦闘態勢なんです。(笑) いったい何と戦っているのだろう、師匠は!?(爆) と、こんどはまじめな話。 僕にとって最大の収穫は「○○」でした。 本屋さんがいろんな身体訓練を批判というか、 あれやってもダメだよね、みたいなことを おっしゃっていた訳がわかったような気がします。 濃縮された120%ジュースみたいだもの、「○○」。 さっそく今日から毎日日数分でもいいんで、 僕はこれから毎日「○○」をやることにしまーす。 これを続けて見える世界を楽しみにしています。 何が見えるんだろう。何を感じられるのだろう。 それが見たくって、こういうお仕事をはじめたんだと思います。 40歳を越えてもワクワクできます。(失笑) 毎日、同じことをやり続けることで、見える世界がある ってことを教えてくれた本屋さんに感謝しています。
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