速報! 長野先生の講座開催
シュガイザー、鴻仁先生こと長野仁先生の講座が急遽開かれる事になりました!パチパチ。とりあえず、詳細は後日追ってご連絡しますが、日程だけ先にお知らせしますね。来月東京にいらっしゃる12月22日(土)に、午前中のお時間を頂戴いたします。
テーマを決めるのが難しいぐらい、先生は色々と引き出しがありますよね。「ハラノムシ関連・・・、こないだ京都でお話されたばかりだし、唯掌論・・・昨年の夏にやって頂いたなぁ、でもご要望が多いんだようなぁ、散鍼・・・先日徳島で長鍼を含めてご披露されていたし、刺さない鍼シリーズ・・・ワタシは行けなかったけど福島で小児鍼を11月11日にやられたそうだし・・・、腹診・・・腹部打鍼法は打鍼セットが出来上がってからだなぁ、こりゃぁ全部やってもらうとしたら毎週講座にしないとだ(笑)」と思い直して、ニコイチにテーマを出してもらう事にしました。
そこで、出てきたテーマがコレ!《東洋医学と心の問題》。
「うぉ~、全然アウトオブ眼中だったぜ。さすがニコイチ、そう来たかぁ」と意表を突かれたお題に喜びの声を一人上げておりました。今、時代が必要とするメンタルケアを鍼灸師がどう取り組んでいくか。これは最近のブームというか、ニーズというかで、盛んに雑誌、学会等で心の問題については取り上げられていますね。ですが、出てくる回答といえば、心理学者や精神科医のご意見頂戴的な内容が多く、東洋医学の観点から切り込んだものはいささか不十分に思えます。五臓色体表にはしっかり感情の事が出ていますが、それを踏まえての話は出てきても、「色体表に書いてあるから」といった位置だけでされる話は聞き飽きております。例えば、「怒りっぽくなった時、肝が疲れているんじゃなぁい?」、ほらよく、「イライラする時は甘味を」って、言われても、イライラって「肝」でしょ? 例えば学校の先生に色体表に「肝」は「酸」て書いてあるじゃないですか、肝が悪い時は酸っぱいものじゃないんですか? とか聞いて、「うんそれはね、」って待ってましたとばかり答えてくれる教員っているのかしら? そういえば、この辺のこと、『ハイブリッド難経』には書いてあったっけ(こちらは鴻仁先生とは別な切り口でしたが) 。 「些細な事でビクビクしてしまう貴方、腎が弱っていますねぇ」こんな話は聞き飽きてますよね? 一般雑誌に出てくるようなレベルでしたら、ワタシでも書けますよ。こんなのに時間を割いて聞きに行く必要はじぇんじぇんありません。
自閉症から、鬱状態、引きこもりから、拒食症まで、五臓のメカニズムで見事に説明してくれる「色体経象学」に基づいた、鍼灸師の為のメンタルケア入門! これが、本屋さんが鴻仁先生と相談(ったって電話で数分;笑)して決定した今回のテーマです。 ああ、でもこの場で書いてしまいまぷが、鴻仁先生は、ほんとは今回、その22日の午後に広尾の祥雲寺で予定されている医史学関係のイベントに出席される為に上京されるのでした。その機会を逃さず、すかさず依頼をしてしまう本屋さんも流石ですが、それを受けて、前の日学校と臨床、次の日曜日も患者さんびっしりなのに始発で来て下さる事を快諾された鴻仁先生。ワタシも慌てて場所を探しに走ったですよ。奇跡のように空いていました、皆さん。長野先生の「色体経象学」をお聞きになった事がある方は、ワタシが何を言いたいのかお分かりいただけるかと思います。これはいずれ、近い将来六然社から発刊される予定ですが、ドンドン進化する「色体経象学」をどの時点で本に納めればいいのやら・・・という事でナカナカ形にするのが難しい。先生が教えている学校では、これを教材として使用してるというんだからなんとも羨ましい限りですよ。ホント。
「色体経象学」では、《肝と怒》が結びつくプロセスから説明してくれます。原理の解明とでも申しましょうか、ここを押さえておくとグッと理解が深まります。ついでに蔵が持つ性質とその蔵気の性質が相反するなんて点も学校じゃ深く習えなかったけど、分かりやす~く説明されます。今回の講義では「色体経象学」を含めて、「鍼灸師としてメンタルケアにどう取り組むかを五臓論から読み解く」というテーマでお送りいたします。
《講義》
●日時:12月22日(土) 午前中 9:30~10:00に始まり、11:30前後終了を予定しています。
●場所:代々木 オリンピック青少年記念センター
●定員:100名
《お申し込み方法》
① こちら までメールにてお申し込み下さい。お名前、ご住所、電話番号、学校名と学年(学生の場合)を明記願います。予約完了の返信をこちらからさせて頂きます(万一、予約者多数の場合は基本的に先着順ですが、熱意の感じられるメールを下さった方、和方鍼灸友の会会員様を優先させて頂きます)。
② 電話(03-6279-5101)、FAX(03-6279-5102)でもお受けしております。ファックスの場合は返信先の電話番号を明記願います。六然社・担当山本まで。
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