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2008年2月

2008年2月26日 (火)

長野先生 脈診講座決定

 3年生の皆さん、国家試験お疲れ様でした! ついに終ってホッとされている頃と思います。そんな皆さんにも朗報な、勉強会のお知らせです。

 お待たせいたしました。長野先生《脈診講座》の詳細が決まりましたので、早速アップさせていただきます。既にお申し込みは受け付け始めております。ご希望の方はお早めにお申し込みくださいませ。

《和方鍼灸友の会》
長野仁先生にしかできない
「脈診を語る」の巻
●一部:座学・脈診の歴史、古典
●二部:脈診を用いた実技公開

長野仁先生(別名シュガイザー、鴻仁先生)に脈診について大いに語っていただきます。脈診修得について盛んに語られていますが、治療に必要な脈診とかけはなれたものが多いのではないでしょうか?
長野先生による脈診講義は今後の勉強に大いに役立つのは間違いありません。日本における脈診の歴史などは、他では聞くことの出来ない内容です。脈診の実用古典『診家樞要』、『瀕湖脈学』、『脈語』などを紹介いただく予定です。
二部構成にして、脈診を用いた実技公開をして頂きます。脈を診ながら治療していくスタイルをご披露願いました。

●日時:2008年3月20日(木・祝日)
●講義:前半 講義  13:15~15:15
    後半 実技    15:30~17:00
●場所:貸教室・貸会議室内海 東京都千代田区三崎町3-6-15 2階
水道橋駅西口改札を左に出る→正面の横断歩道を渡る→2件のパチンコ屋(GOLDON、みとや)の間の道に入る→ルノアールの前の道を左折→右手に会場があります。
http://map.livedoor.com/map/?ZM=12&MAP=E139.45.17.5N35.41.53.8
●参加費:和方鍼灸友の会会員 6000円
     会員以外      7000円
●定員:45名

《お申し込み方法》 
こちら  までメールにてお申し込み下さい。
お名前、ご住所、電話番号、学校名と学年(学生の場合)を明記願います。予約完了の返信をこちらからさせて頂きます(万一、予約者多数の場合は基本的に先着順ですが、熱意の感じられるメールを下さった方、和方鍼灸友の会会員様を優先させて頂きます)。

② FAX(03-6279-5102)でもお受けします。ファックスの場合は返信先の電話番号を明記願います。六然社・担当山本まで。

③ お申し込み完了後、入金締め切り期限:3 月14日(金)までに下記の口座へお振込み願います。
  郵便振替 :口座番号  
  和方鍼灸友の会  00130-5-351212

★★★なお、六然社の本は、 こちらの書店ウェブサイトや こちらのウェブサイトから購入出来ます★★★

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難経真義

杉山真伝流臨床指南

治療家の手の作り方

神道の呼吸法

ハイブリッド難経

超鍼灸法

東洋虹彩診断 『診断革命』

新日本鍼灸楽会草紙

大師流小児鍼

日本腹診の源流

皆伝/入江流鍼術

六然選書① 尾張藩医浅井家伝 金匱口訣

六然選書② 鍼灸開業 繁栄の秘訣

古伝大東流闡明

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2008年2月21日 (木)

番外編:アロマ教室のお知らせ

 アンジェラからのお知らせです(笑)。たま~に以前の職場からの要請でアロマ講師をやっているのですが、今回のはどなたでも参加オッケー&場所が新宿なので、もしご興味のある方がいらっしゃれば、下記電話番号へ直接お申し込み下さい。

 教室の内容ですが、1時間しかないので簡単なエッセンシャルオイルの使用方法と、ローズウォーターを使ったオリジナル化粧水作りです。以下説明文。

 ローズウォーターは、精油の中でもとびきり高価なローズオットーを蒸留して精油を抽出するときに得られる芳香蒸留水で、何世紀もの間スキンケアや香水として使われてきました。これをベースに、昔から「王様の万能薬」と呼ばれ薬用植物として有名な、イブニングプリムローズオイル(月見草油)を加えた2層式の化粧水を作ります。このオイルに特徴的に含まれる、ガンマリノイン酸は皮膚の細胞に浸透し、若々しい肌を保つ効果に優れていると言われています。最後に各自でお好きな香りをつけてオリジナル化粧水の完成です。

日時:2月29日(金)18:00~/60分

場所 インザルーム新宿本店

レッスン料

税込2,000円
定員 各回10名
*定員になり次第締め切り。
TEL:フリーダイヤル0120-76-0101 
携帯・PHSの場合
(通話料はお客様のご負担となります)
03-3350-4427
OPEN:11:00~20:00

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2008年2月13日 (水)

3月に鴻仁先生の講座やります

 目下、今週末の本屋さんの寺子屋の準備に追われておりますが、別件で鴻仁先生にお約束を取り付けました! パチパチ。早速その内容を披露いたしましょう。

 来月下旬の木、金辺りに鴻仁先生が上京される予定だそうです。期日は実は決まっておりません(笑)。学校の春休みを利用していらっしゃるようですので、ま、月末に近いのかも知れません。木、金でいらっしゃるとなると、多分木曜の晩に行われるのではないかと思われます。例えば6~9時とかで。あ、そうなると新幹線で帰れない地方組みがいらっしゃるかも知れませんねぇ。その辺り、もう一度検討しておきます。

 で、内容はですね。「この所講義が中心だったので、そろそろ華麗なる実技が見たいです~」とリクエストした所、「他人の実技見てどうすんの? 意味ないでしょ」と、つれないお返事が・・・。「確かに、たかだか一回見た所で同じ事は出来ません(力強く断言;笑)。ですが、研究材料になりますから。夫々がどのポイントに引っかかるかは分かりませんが、その方、その方のヒントになるはずですので、是非実技もお願いします」と食い下がってみました。

 実技と言えば今まで、散鍼、長鍼、打鍼、鍉鍼、小児鍼などをご披露いただいております。それら全てをご覧になっていない方も随分いらっしゃるかも。ですから、この中から再演を願おうかとも思ったり、はたまた、治療法へと即結びつく『経絡治療』誌で物議を醸した《六王鍼》も、もうすぐ卒業する学生さんにはヨダレものかも・・・、と思ったりしてアレコレお話しながら出てきたのがコレ!

 じゃじゃ~ん。脈診です。

 鴻仁先生は必ず脈を診ながら治療されます。何度も検脈して。そういえば、先日ニコイチが治療で競演されたんですが、その時にあったエピソードを一つご紹介しまぷ。こんな贅沢な治療があっていいものか、とワタシなどは驚きつつもその場を見学させてもらいましたが、鴻仁先生が始めに仰向けで治療を一通りし終え、本屋さんにバトンタッチ。まずは仰向けのまま首に取り掛かった本屋さんですが、頭を持ち上げて掌に乗せて・・・といつもの手技が始まった瞬間に検脈をしていた鴻仁先生が「その手技やると胆経が緩むね」と一言。へぇ~、とワタシは思いましたです。本屋さんのその技で瞬時に寝入る率は100%に近いものがありますが、「その際に胆経が緩むからだったんだぁ~」と合点がいきました。という事は、不眠は大方胆経を緩ませるといいのかなぁ? 余談ですが、このスペシャルな治療を受けた患者さんはこの日を転機になんだかものすごく調子が上がったそうです。かなり重篤な疾患の患者さんですが、持病を抱えながらも仕事を続けられているのでこういった治療が欠かせないみたいです。

 3月の講座の話へ戻しましょう(笑)。「先生の実際の治療パターンを拝見する機会もそうそうありませんし、検脈をしながら治療するという全体の流れを見たい人が多いと思います!」とワタシ。「脈診を人前でやるとさ、なんだか魔法みたいになってしまって、煙に巻く感じがするでしょ。だから嫌なんだよね」と、おっしゃる鴻仁先生。この辺りの感覚が非常に常識的だなぁ(失礼ながら)とワタシなどは思います。だって、「脈が命の経絡治療」が出身校の基礎でありましたから、「先生方が取る脈」との刷り合わせをずっとしてきました。ただ、3年生にもなってくると「○○先生と△△先生とでは言っている事が随分違う・・・・」と悩むようになってきます。それが単なる「個人差」であることに気づくにはもう少し時間が掛かったのですが、「個人差」を超えた脈というのがあることにも同時に気づき始めましたですよ。夫々の先生が見ている(投影している)世界観という発想が最初からワタシにあれば、もっと得るものが有ったと思いますが、ひたすら刷り合わせ、コピーを目指していたお門違いの勉強法だったので、脈診が不毛に思えてならない時期が有ったものです(笑)。

 そんで。「じゃ、脈診の歴史もやろうか!それと実技にしましょう。」という鴻仁先生の案で3月のテーマが決定いたしました。日程が決まりましたらすぐにアップいたします。皆様心待ちにしていてくださいね~。

★★★なお、六然社の本は、 こちらの書店ウェブサイトや こちらのウェブサイトから購入出来ます★★★

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2008年2月12日 (火)

寺子屋講座の前に

  来る17日に行われる本屋さんの寺子屋講座に参加される方への連絡です。

既に不手際ながら個別にメールを送っておりますが、「石坂宗哲墓参について」の連絡が、お手元についていないようであればご連絡下さい。(最近、ある種の携帯や一部のプラウザや設定によって届かない事があるようです。)

それから、今回キャンセル待ちの皆様へ。残念ながら、今回はキャンセルの方が出ないようです。またの機会をよろしくお願い申し上げます。

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2008年2月 6日 (水)

寺子屋締め切りのお知らせ

 前回のアップからだいぶ月日が経ちました。ワタシの消息を心配してくださってメールを下さった先生もいたぐらい(笑)。大丈夫、生きております。なぜかブログを書く時間がなかったんですねぇ。「後で書こう」が、「明日書こう」に続いて早一ヶ月・・・。

 ずっと書かなきゃと思っていたことからまず。2月17日~開催される「帰ってきた、本屋さんの寺子屋講座」へのお申し込みですが、定員を迎えてしまいました。書きそびれていた為、未だにご連絡をいただいておりますが、申し訳ありませんがお席がご用意できません。毎回定員を上回るのが通例ですが、本当にもうムリ・・・。いい加減本屋さんからお叱りが来そうです(笑)。「こんなに大勢だと見切れないなぁ。お金返すから辞めて良い?」という必殺技が出そうなのでここら辺で幕を引かせて頂きます。次回の企画ができましたらご連絡いたしますので、お待ちくださいますようお願い致します。

 締め切りのご連絡をアップし忘れていたため、かなりの方からメールを頂きました。実はこれが結構面白かったのです。面白いというと語弊が有りますね。勉強になると言い換えます(笑)。

 千差万別。その方その方のお考えが出ますね、メールだと特に。入り口は「申し込みはこちらへ」とだけ出しておりますが、入り方は様々。必要事項だけ、それに加えてご自分の言葉を付けて送ってこられる方の2パターンがあります。ご自分の言葉はそれぞれが個性的で読ませて頂いて楽しいものが多いです。自分の気持ちの表現の仕方って色々あるなぁと本当に感心します。「参加希望理由を明記してね」とは謳っておりませんので、「そんなことを書いて読む時間を取らせてしまっては申し訳ない・・・」と思われるのかもしれませんが、こういう場合、受け手がどういう印象を持つかというのを、受け手の当事者でありながら、ワタシは第三者的に勉強させてもらっています。ですが、そろそろ同じ事の繰り返しに飽きてきたので、観察していた事を書いておこうと思います。

 六然社の、特に本屋さんの勉強会の入り口は一つ。メールのみです。でも、入り方は指示していません。どうやって入っていらっしゃるかを楽しみにしておりますが、案外期待はずれが多くてがっかりしてしまいます。メールというツールの持つ怖さを理解されていない方が多いなぁというのが第一印象です。ワタシもよくやっているかもしれないなぁ・・・と反省しつつ、非常に勉強になっています。

 メールは自分の顔を出さない、声も出さない、字も自分の書いたものではないという借り物の世界を通して表現するものです。そこで自分を出せるものとしたら「言葉」だけです。どうやって知らない相手に自分という人間を理解してもらえるか、という視点が全然ない方が結構います。必要事項だけを書いて送ってきてもらっても、どんな方かはサッパリ分かりませんので、こちらの興味が沸きません(こういう言い方はとても横柄なのは承知しています)。でも、当然ながら最後の一名を選ぶ時には、想いのこもっているメールと必要事項だけのメールとでは応えは明らかでしょう。

 ワタシは自分の考え方やニコイチの事をこの「超長文ブログ;笑」にてたっぷり示している訳です。ご多忙の中、時間を割いてまで読んで興味を持って下さり、参加を希望されたはずなのですから、それなりに何か引っかかるものがあったはずでしょう?。 そこに来て、「必要事項をご明記の上お申し込み下さい」というのを鵜呑みにするセンスがイケマセン(「のみ」とは書いてありませんし)。経営者(臨床家)としてもそのセンスが顧客(患者)をどんどん逃しているに違いありません。言い過ぎですか?

 直接面と向かってなら分かる情報は沢山あります。電話でも声の調子で推し量れる人物像というのがあります。ですが、メールではそういった推し量る材料が乏しいのですから自己紹介ぐらいしてもいいんじゃないか、と思うのです。相手にどうやって自分を売り込むか、どういう人間かを知ってもらう、という視点が希薄です。本屋さんもよく言っています「自己表現の出来ない人は臨床家になれませんからね」って。……何度か熱心なメールには特別に門戸が開くかも・・・と誘っておりましたが、そこに気づかない勿体無い方が結構いらっしゃるなぁ。自分の気持ちをどうして表現しないのかなぁ、と文章書きまくりで嫌がられるワタシとしては解せない事が多いっす。

 単にワタシは勉強会の事務局ですが、六然社の勉強会、特に本屋さんの勉強会では一対一でのお付き合いのつもりで受付をしています。それは、「現在のレベルは問わないが、同じ方向性を向いている人と時間を共有したい」という本屋さんの意向を損なわないようにしたいからでございます。在学中から色々と企画しては頓挫して・・・の繰り返しだった本屋さんの講座(笑)…ある時はワタシの仲間の学生さんとかを中心に事務所に集まって頂いて治療を含めた講座をやりながら初回は無料で、結局初回だけで中止(爆)、ということもありましたっけ……実をいえばあれは再開したいなあと思ってまぷ……。

 まあ、伝統的なことを習ってきた本屋さんの思考を掴みきれなかったが故に、「誰でもオッケー、きてきて!」的ノリでやっていたのが敗因だったわけです(笑)。師弟関係は常に一対一、素性の知れない人間には絶対に門戸を開かないというやり方が伝統的なものであって(入った後にも何度も門があるらしいですが)、カルチャーセンターよろしく、「参加費を払えばどなたでも受講できます」はありえないのです。こういったやり方は一見イヤらしくも見えますが、実は大変親切なのです。先生・ひとり対学生達・大勢の関係ではなく、一対一の人間関係を作るつもりが最初からある「入り口」なわけです。その点をご理解頂き、今後メールを下さると嬉しいで~す。

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