多賀大社フォーラム最終回
早いもので、今年は5年間続いた多賀大社フォーラム最終回の年となりました。開催に際して数名からお問い合わせが来ておりますので、日程だけでも先に載せておこうと思います。
毎年恒例の9月第一土日です。ですので、9月6,7日です。演者が決まり次第、和方鍼灸友の会会員の皆様へは封書が届きますので、内容をご確認の上お申し込み下さい。多賀大社フォーラムは会員限定となりますのでご注意下さい。
とはいっても、和方鍼灸友の会は多賀大社フォーラムをもって解散を予定しております。ですので、今回の多賀フォーに参加したい方はその点をお考えの上、お申し込み下さい。別途入会金が必要になります。
さてさて。多賀フォーラストはどんな感じになるのでしょうか。とっても楽しみです!
詳細は近日中にシュガイザー先生から送られてくるのでそれが到着次第アップしますが、本屋さんに情報を聞いてみると今年は「会頭講演」があるんだそうです。えっ!そんな普通の学術大会みたいな事やるんですか?珍しいですねえ、と思ったら、ニコイチがそんな甘っちょろいわけありませんでした。 なんと、「解党講演」だそうです。「いままで自然消滅した会は数あれど、解散式をした会はあんまりない」和方会員であることをさも偉そうに語ったり、和方の名を語る人々が出始めた昨今、「そんなもんじゃないから」と潔く解散。かっこいいですねえ。勿体ない気もしますけど。
それはともかく、今年も学術的には大物が登場して下さいます。本屋さんが随分前から呼びたがっていた加地伸行先生、ワタシも幾度となくお名前は耳にしていました。不思議な縁はあるもので、なんとその先生とシュガイザー先生と繋がりができ、とんとん拍子で話が進み、来て下さるそうです(パチパチパチ)。
それと、昨年大人気だった京都大学の武田時昌先生が再び登場して下さいます(1日目のトリの予定?)。昨年は、あまりの面白さに笑いの絶えなかった講演でしたが、今でもたまに映像を見直している本屋さん曰く「あれは日本の文化とか伝統というものを考える時に汎アジア的な時間と広さを持って物事を捉えなさいとか、鍼灸の可能性とか、現状の問題点とかものすごい沢山の示唆のあった、研究者だったらもう一生分のネタ満載の高度な講演だった」だそうです。今年の演題テーマは「鍼灸の秘伝と禁忌について」昨年の「深海魚」や「ハヤブサ」に続いて一体今年は何が飛び出すのか、今から楽しみです。 二日目のメインゲスト加地伸行先生の講演テーマは「死生観を語るー降霊から脳死まで」。本屋さんは、加地先生の『沈黙の宗教 儒教』(ちくまライブラリー)を結構お気に入りですが、『<教養>は死んだか 日本人の古典・道徳・宗教』(PHP新書)『中国人の論理学 諸子百家から毛沢東まで 』(中公新書)などもお勧めだそうです。 それから、忘れてはいけない、多賀フォーラムに第一回から継続して来て下さっている、和方鍼灸友の会影のお目付け役(?)である、正木晃先生は今年は、昨年の「五大、五体身分、五臓曼荼羅と覚鑁」に続いて「文観上人と立川流」についてお話下さると思います。 さてさて、それと、今回は科学派からの殴り込みがあるかもしれません(笑)。題して「現代医学の逆襲」、和方鍼灸友の会の会員には馴染がないかもしれませんが、最先端の医学研究の現場にいる方から、鍼灸界への提言があるらしく、これは見逃せません! 単身古典派鍼灸のコテコテっぽい和方鍼灸のイベントに単身乗り込んでくる強者が一体何を話して下さるのか、今から楽しみでなりません。 当然、亜東書店さんもお店を広げて下さいます。多賀フォーも最後とあって、小川さんも張りきっていて下さいます。 和方鍼灸友の会もいよいよ解散かあ……。 但し(笑)。「旧和方会員」とか称して、六然社の書籍購入割引とか、適当に特典は継続するよって本屋さんは笑いながら言ってまぴた。
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