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2009年5月

2009年5月31日 (日)

刺絡学会

今年も刺絡学会の時期が迫ってきました。皆さん、既にお申込み済みですか?

今年は我らが本屋さんも講演者になっています。珍しぃ~。といっても刺絡学会の役員をされていますから、何も驚く事ではないのですが(笑)。基本的に大きな学会に招待されることは少なく(爆弾発言を恐れられて;笑)、貴重な会となる事間違いナシですね。

演目は著者自身による出版物の批判、というのがなんとも本屋さんらしい。『ツボに訊け』は一般向けの内容ですから、編集の段階で随分削った箇所があるようです。なので、業界の話は掘り下げ切れていないし、その他、専門書になってはいけないので、書ききれなかった事が多いようです。専門書でない割には随分貴重な資料が出ていましたけどね(笑)。

刺絡学会の学術大会には、「刺絡って何?」とお思いの学生さんなどは絶対に御参加下さい。お願いします。きっと損はしません。

「刺絡」は、ワタシの中では「困ったときの刺絡」という位置づけです。特に痛みで来られている方で治療して軽減しつつも、そのまま帰すわけには行かない、って時は刺絡ですね。これで取れなければ今日はここまでだ、と自分で納得できるアイテムの一つです。最初からやる時もありますが、本当に頼りになります。

ワタシの刺絡の技なんて、技と呼べないレベルのものですが、刺絡学会の役員の先生方のは絶対に見てください。華麗なる手技。どの先生も美しい手さばきです。これを見ずして刺絡を語ってはいけません。刺絡に関しては批判的な学校、絶対に記載しない鍼灸雑誌(I道のN本)もありますが、個人レベルでは是非修得してもらいたい技であります。勅使河原先生の実技は外せないですね~。

さて、下記にプログラムを載せておきます。ご興味のある方は大会事務局まで直接お申込み下さいね。事前申込みの方がお安いですからお早めに~。

第18回 日本刺絡学会学術大会
■日時:平成21年 6月28日(日) 10時~17時
■会場:タワーホール船堀 (江戸川総合区民ホール)

学術大会テーマ
■「医療の中の刺絡」
会頭:勅使河原悦司 (日本刺絡学会副会長)
実行委員長:関信之(日本刺絡学会理事)

講演演者
会頭講演・実技公開: 「誰でもできる工藤流刺絡」       勅使河原 
悦司
特別講演:      「エコ医療としての鍼灸医療」      後藤 修司

教育講演:      「刺絡」の情報化            山下 仁
指定(否定?)講演:      「著者自身による『ツボに訊け』批判   寄金 丈嗣


会費
学術大会  会員   5,000円  一般  8,000円 学生  3,000円
懇親会参加費     6,000円
参加申込み:下記郵便局口座に参加費をお振込みください。
懇親会、予約参加の申込みは6月11日で締め切らせて頂きます。
口座番号 00140-7-559250  加入者名  日本刺絡学会
または 019店 当座 0559250
当日受付も致しますが混雑しますので、なるべく口座振込をご利用下さい。
当日受付の場合各1,000円増しになります。

大会事務局
草の根はりきゅう治療院内
0436-23-7566
postmasterアットマークkusanonekko.com
http://shirakugakkai.com/


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第18回日本刺絡学会学術大会事務局
草の根はりきゅう治療院  間 純一郎 
0436-23-7566(T/F)
eyola21アットマークsnow.ocn.ne.jp
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2009年5月28日 (木)

寺子屋別伝 感想

4月から始まりました《寺子屋別伝》(といってもお寺ではやってませんが……)。毎回武術の型みたいなこととそれを応用した活法を練習しますが、自分の体の使い方アップに繋がるだけでなく、これがまた治療に活かせるのなんのって(笑)。参加者の某先生も腰痛持ちが職業病(笑)の部下の沢山いる職場にお勤めだそうですが、毎日部下にやってあげて大変喜ばれているそうです。殆どの相手が若い肉体労働の子なんでちょうどよい練習相手になるみたいです。

今現在で3回終ったわけですが、ものすごい濃密な時間です。仕事のため、中座するのが続いてしまいましたが、それでも覚えた技はすぐに使ってみまぴた。

具体的にお話しますとですね、鍼を使わせてもらえないご夫婦の治療の際にこれらを使ってみたんです。そうしましたら、いつもよりも深部へアプローチできた手応えがありました。ご主人は顔の痙攣、奥様は心筋梗塞予備軍の胸と胃部の違和感といった簡単な症状ではないのですが、いつもだったら「うぅ~鍼とお灸があれば・・・」と思うところが、上肢の使い方だけでものすご~く、レパートリーが増えました。

興奮気味に翌日本屋さんへ報告すると、当然だと(笑)。しかし、今の段階では始めたばかりの人が大半だから手技療法に長じている人は別として、安易に治療への応用に走らないでもらいたい、というのが本屋さんの本心のようでした。というのも、型を体得する以前に治療への応用をすると、ポイントがずれているので変な事が起こりやすい。つまり、事故が起こりやすいと懸念されています。

確かにそう思います。武術がルーツの活法ですから、関節を多用します。揉みは筋肉へのアプローチですから失敗しても揉み返し程度で済みますが、関節ではそうはいきません。しっかりと方向や力加減が分からないうちではかえって悪化するケースが多々あります。

以前ある患者さんが、「いつも行っていたエステサロンではね、新しい人になったら関節をいじるのよ。怖くってもう行かないの」とヒソヒソお話してくださいました。自分がこのエステシャンの立場になって想像していただきたいのですが、良かれと思ってやった手技でお客さんが一人減ってしまいました……ということになるわけですね。これでは本末転倒です。

寺子屋別伝、殆どの参加者は学生、鍼灸師(遠方から御苦労様の先生もいらっしゃいます)といったところですが、口コミで素人さんもいらしています。曲りなりとも人体の構造は頭に入っていますので無茶をせず、深部ストレッチにもなってキモチヨイィ~程度で終っているようですが、たまにやり過ぎて古傷が痛み出す人も……。

「(練習中に傷めた)痛みをその場で取る」なんてことも本屋さんはやったりしてますが、とても効果があるやり方は、使い方や加減を間違えると悪化させる事も簡単ということです。本屋さんの体の使い方をよ~く見て参考にし、将来的には自然と治療に繋がるはずですから焦らず進んでいきましょう!

さて、今後の予定です。

5月24日(日) 自主練習会無料 :12時~14時半 申し込み不用 (好評のうちに終了しました) 

5月31日はありません。

6月7日(日) 固体稽古 12時15分~14時半 

6月14日(日) 流体稽古 10時~12時(普段と違い、午前になっていますが、この日の時間は確定ではありません。時間変更の可能性大です)。

6月21日(日) 寺子屋 「さらしの巻き方:ぎっくり腰の緊急処置やら、産前・産後の妊婦さんへの応用」 

   腰痛で杖をつきながら来た患者さんが、杖なしでかえってくれれば万歳ですが、治療の間違いや、ドーゼオーバーでベッドから起き上がれなくなっちゃったらどうします? あるいは酷くはならなかったものの殆ど結果が出せなかったとしたら・・・? そんなときの最後の砦、そして、産前産後のケアにも使える晒の巻き方。歩く療術のデパート本屋さんならではの隠し技もいろいろ披瀝の可能性ありとワタシは見ていまぷ。

ご希望の方は、ご希望の参加日と必要事項を明記の上、

ワタシのいつものアドレスまで、メールにてお申込み下さい。

7月19日(日) 寺子屋スペシャル。六然社直伝講習会「鍼灸師なら知っておきたい呼吸の事」招待講師から一応のアポは取れたようですが、詳細は本屋さんからの原稿待ちです。

<お願い> 気の早い方から七月の申し込みのメールを頂いておりますが、講師がフランスからやってくるため、詳細がまだ決定しておりません。受け付けは6月24日以降になりますので、御了承下さい。

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2009年5月25日 (月)

新型インフルエンザの影響で急遽延期になりまぴた!

「長野仁先生の唯掌論が聞けるめったにないチャンス!」と題して告知しておりました<2009年こどもの健康サークル第1回勉強会・『「扇」のための唯掌論』(5/29日開催予定でした……)>でしたが、新型インフルエンザの影響で森ノ宮医療学園専門学校が、本日付でサークル活動を禁止したため、急遽中止になりました。

 主催者サイドから「急で申し訳ありませんが、ご理解ください。お誘い合わせの方がいらっしゃいましたら、その方にも中止の旨、お伝えくださいますようよろしくお願いします。」とのメッセージを頂きました。
 残念ですが、またの機会を期待する事に致しましょう。

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2009年5月13日 (水)

鍼灸祭のお知らせ

恒例の鍼灸祭が迫って参りました!

スケジュールをお知らせいたしますので、ご都合の良い方は是非おいで下さい。人数制限はありませんが、講堂に入れない場合は別室でのビデオ上映(ライブ)となります。

日時:5月17日(日) 

場所:湯島聖堂講堂

祭礼:13時~

特別講演:14時~ (参加費用500円)

演題1: 「周易本義を語る」 中村璋八先生(財団法人斯文会参与 駒澤大学名誉教授)

演題2:「鍉鍼(ていしん)の実技と解説」 金古英毅先生(古医学研究所所長 伝統鍼灸学会常任理事)

懇親会: 16時半~2時間程度 湯島聖堂講堂 (懇親会費:3000円)

中村璋八先生は多賀フォーでもご講演していただいた、とてもとても高名な先生です。初心者にも分かりやすくお話ししてくださいますので、周易が未知の領域の学生さんなどにも聞きに来ていただきたいと思います。

実技講演の金古先生には学生時代、授業を持って頂いていました。個人的には、久しぶりに先生の手技が見れるのをとても楽しみにしています。刺さない鍼=鍉鍼(ていしん)の実技がない学校もあるとか。鍼灸は刺すだけではないという辺りを知るにはうってつけです。

簡単なお知らせではありますが、このようなスケジュールで今年は開催されます。もう一年経ってしまったのか・・・と毎年思うのですが、今年も早かったなぁ~。特に、学生の頃から参加しているので、毎年毎年の区切りとなって、色んなことが思い出されます。そういえば昨年の鍼灸祭の時に、懇親会の美味しい×100お酒を持ってきてくださる入谷の明治屋さんに「ワタシ開業するんですよ~」なんて雑談をしたのを思い出しました。今年も美味しいお酒を飲むべく、この日の治療は朝だけにして、予約を必死に切り盛り致しました(笑)。因みに、懇親会は当日お申込みとなります。この場で会える先生方との語らいの時がまた良いのですね~。お酒が入っているので楽しさ倍増です。飲むぞ~♪

ではでは、日曜日にお会いしましょう!

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2009年5月 8日 (金)

新学期に向けて

4月初頭に書いたはずが、もう一月も寝かせてしまいました・・・(笑)。なので、タイトルが「新学期へ向けて」なのです。

つい先日、とても勘の良い学生さんがワタシの所へいらっしゃいました。学校に入ったばっかりで、入学前から薄々は思っていた「学校って当てにならないのではないか」感が、入学して確信へと変わったとおっしゃっていました。そして、この「なんとなくオカシイ」がきちんと言葉にされていたのが巷の図書館で見つけた本屋さんの著書(『ツボに訊け』ちくま新書753)だったそう。そして、このブログを見つけ、神保町にいらっしゃったわけです。入学して一月でもう結論を当ててしまったこの学生は前途洋々だと思うのですが、ご本人は藪の中といったところです。

治療をしながら色々とお話ししているうちに、「そういえばこないだブログに書いたっけな」という下りが多く、ちょっと時期が外れたけど誰かのお役に立つかも知れないからアップしておくかと思いまして、手直ししつつ書いています。ということで、いつもの如く長文です(笑)。

3月の寺子屋感想文にもありました、「治療家を育てる気」というのが学校では建前になってはいますが、一番大事なのは「学校の存続」であるのを忘れてはいけません。利益集団による商売ですから、学校業は。

学校経営が成り立つ「合格率」が一番であって、「治療家になりたい人を育てる」のが現実止まりだと思います。「治療家を育てる」なんてのは30人もいたら面倒見れないし無理、というのが逃げ口上。なので、「どんなやつでも治療家にさせる!」ではなく、「治療家になりたい熱心な人養成」になってしまっている感が否めません。ただ、「なりたい人」はいつまで経っても「なりたい人」で、「なった人」に変わらないかもしれませんが、そんなことは卒業してしまった後のことですから自己責任という事でどうでも良いんです。

先日、母校から同窓会報誌が送られてきましたが、そのトピックを見て更に強く思いました。新宿近辺だけでも15校もある中、どうやって受験者を確保するか、これだけ努力したという箇条書きになったその内容を見るにつけ、先生方のご苦労がよく分かりました。

同じ会報誌には、卒後教育というプランも載せられていました。「3年間の学業を納めてもなお、治療に自信がない方のために、卒後のプランもご用意しております」という一見、最後まで面倒見主義的な親切プランのように見えますが、新規開拓が難しいから既存客へのアプローチと言った所でしょうか。

そもそも、3年間もあるのに治療ができるノウハウを与えられないというカリキュラム自体がとんでもない話なのです。国家資格者が下に見る、整体の学校を出た方々の体の見方や治療センスを垣間見るにつけ、鍼灸学校の方法論はずれているなぁとつくづく思います。カリキュラムの酷さについて、現場の先生方もおっしゃっているのを度々耳にしましたが、厚生省のせいにしてばかりで、課外授業でしか打開策が出ないのが数年経っても現状のようです。

卒業後にはすぐに治療家として食っていける、このようにド素人を教育するのは全然難しくないと思います。治療レベルを問うと議論の余地はありますが、治療して、満足していただいて、また来ていただく、このサイクルが順調に回るようにする、職業として成り立つのが目標であれば3年もあるんですから充分多岐にわたるノウハウを吸収できるでしょう。

ところで、「臨床家育成カリキュラムを作ろう!講師は本屋さんで」と、以前本屋さんに持ちかけたことがありますが(即断られました)、実現したら1年の期間で十二分なレベルに持ち上げてくれる事は間違いありません。

なぜだか、治療の基礎ってのがこの業界ではスポッと抜けていてると思いませんか。(実はこれは私だけの意見ではないのですが)本屋さんに会って初めて「俺流」でない、「治療の基礎」と出会ったといっても大袈裟ではありません。それは本屋さんが伝統的な武術などを通して体得している揺るぎようのない基礎を持っているからであって、そこの基礎が語られないままの学校教育では、基礎があることすら気付かずに独学のまま治療家人生を終えてしまうことだって普通なのです。何故同じ事を聞いて同じようにやっているつもりでも効かせる事が出来る人と出来ない人がいるのか……、分かったつもりで出来ていないというのは何故なのか……。スポーツと一緒で、良い指導者に会えば、独学とは比較にならない進歩が見られる世界なのです。しかも、これは単なる習い事ではないので、自分の稼ぎがアップする事に直結します。早く治るから患者さんも喜び、収入も増えて自分の生活も安定する。素晴らしい循環ではないですか。

が、しかし。本屋さんにはビジネス欲が皆無なので、ワタシが期待しているような系統だった育成講座設立はないでしょう(笑)。「方法論は千差万別でいい、やる方も受ける方もみんな違うんだから……。単一の方法論に固執するのは間違い!」と何時も言っています。「それぞれの人がそれぞれのやり方に行き着けばいい」というのが本屋さんのポリシーなんですね。個別的な技術は聞けば教えてくれますが、御自分の方法論を押し付ける事は決してしません。「僕はこうやってるけどねー」って出来ない方から見ると「だからそれを教えてよ」って思いますけれども……。ま、その一端にでも触れてもらえればと思って勉強会は細々と続けてもらえるように準備しています。ただ、本屋さんや、本屋さんが認めている仲間の先生方の臨床技術が世のスタンダードになれば、鍼灸治療に限らず、手を使って治療する人たちの底上げになるわけですから、社会全体への幸福度アップにも繋がると思うのですが・・・。「慰安」から「治せる」ようになりますからね。

色々と勝手なことを綴ってみましたが、学校の企業姿勢を直視しつつ、しかし、学校の価値にも着目しなければいけません。

学校には色んな情報が集まります(集まらない学校も有りますね・・・)。学校にはベテランの市井で支持を得ている先生方が教えに来てくださいます(来ない学校も有りますね・・・)。カッコ内のような学校ではなかった母校では、とにかく出会いの機会が多かったことに感謝しています。ワタシの場合、その一つ一つを繋いでいった結果が現在です。いかに行動するかを基本にさえすれば有意義な学生時代が送れます。これは間違いありません。そこに、資格獲得以外で500万以上をつぎ込んだ価値があるのです。学校の授業時間を500万で割ったりして、「一時間幾らなのにこの内容・・・」とがっかりしてても始まりません。

学校に入ったことで得られるものに注目しようじゃありませんか。

学生証。横の繋がり、縦の繋がりの業界の人脈。3年間という、社会人生活では考えられないまとまった時間。図書室。

これだけあるのですから自分で勉強していけばいいのです。学生証は特権です。交通費が安い&時間があるのですからどこへでも行けばいいのです。全国各地で気になる先生がいれば会いに行く。そして、学生だからこそ恥を承知で聞ける些細な質問の数々。こういった恥の上塗り行為を学生時代にたっぷりして、何かが見えてくるのです。

そして、もう一つ大切なのは卒後のプラン。ワタシもそうでしたが、卒後のプランがなさ過ぎるのも鍼灸学生の特徴です。いざ開業するに当たって、もっと考えておけばよかったとすごく思いましたので、やはり在学中から色んなプランを具体的に練って遊ぶのを繰り返すのが良いと思います。遊び感覚で充分ですが、治療院に必要なアイテム一つ一つの値段を調べて行くなどと、具体的にやってみるとより現実味が増します。

これらは某国公立大学で起業セミナー等の講義をされている本屋さんのご友人から教えてもらったやり方です。その授業ではエクセルの使い方も含めて起業シミュレーションをするんだそうです。本屋さんの周囲にはこういった、その道のプロがぞろぞろといらっしゃるので、ちょっとした会話がとても刺激になります(私もタダでエクセルを教えてもらいました)。

開業するというのは起業です。このことをしっかり意識しないから、3年間は食えないというのが定説となって、せっかく取得した資格がペーパーになってしまうのです。そもそも開業の方法論が間違っているし、誰もここを教えようとしないのが学校教育というものです。専任の先生方は開業していないことが多く、現実問題、本当の意味での切り開き方や踏ん張りどころを知らないのかも知れません。いずれ機会があれば、開業しての実体験&ご参考までにうさぎ堂的コンセプト等をまとめて、今後にチャレンジしたい人を応援できればと思っています。

もし、鍼灸学校1年生の春にタイムスリップして戻ることができたら、自分にこんなアドバイスをしたいなと思って、ワタシの学生時代の反省を持ってこんなこをと綴ってみました。ま、無駄に学校の勉強に没頭した日々があったからこそ得られた機会もあったわけですし、何が正しいとかは言えませんが(笑)。ただ、卒後の進路も見据えつつ、行動するとさらに益になるでしょう。新学期はもうとっくにスタートしています。3年間は長いようで短いです頑張って!

あ、本屋さんが心配していましたが(笑)、本屋さんの勉強会に参加していて、国家試験落ちた人は一人もいないようで安心しました。「教科書はここが間違ってる!」っていう話を聞きに来る時点で、自分で考える頭があるって事なんでしょう。 

こんなことを先月書いたわけですが、この一月の間に母校ではタダナラヌ出来事があった模様です。「学校は学生のために在るわけではない」。一言で言えばそんなことが現実にまた繰り返されているようですね。

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