« 9月の寺子屋情報 | トップページ | 8月の寺子屋感想文 »

2009年9月11日 (金)

9月内容詳細

9月の寺子屋別伝講座については前回の直伝講習会(鴻仁先生の灸頭針入門)で配付された本屋さん作成の資料から抜粋・改変して掲載します。

今回の講座は、10月と11月に予定されている萩原先生の「懐疑的、内・外気功講座「地球はともだち」(仮題 < ブログ「反証的鍼灸主義臨床」参照 http://sansetu.exblog.jp/i50/ >)に繋がる内容として考慮されていますので、そちらに御参加を御希望の方にも意義あるものと思われます。以下、本屋さんの資料より。

========================= 

嘗て「和方鍼灸友の会(絶賛解散中)」が掲げていた「三大奇柱」   

1.鍼具の製作と頒布

2.手指(掌)・身体の柔軟性・運動性・協調性、および指頭感覚を筆頭にした身体感覚の向上(唯掌論の継承研修)

3.鍼灸文献の発掘・復刻および鍼灸史の研究

 このうち「1」は、コバルト小児鍼の開発((株)東光舎)や、杉山真傳流の鍼管(大浦慈観先生)、「3」は、長野仁とその一派による古典籍の収集と整理、といった形で続いています。寺子屋講座の主に後半で行っていた「鍼灸師の為の身体作り」では「2」を継承しているつもりではありますが、月一回ではおぼつかない為、より一層進化(深化)を図るべく、別伝講座を開催しています。 

いい加減に「会派」「○○方式」といった排他的で限定された鍼灸をやめようと言うのは常日頃云っている事ですが、鍼灸界におけるこうした党派性のあり方は、概して、歴史的存在である鍼灸をどう解釈するか、あるいは解釈しようとしているか、例えば、治効機序の解明、客観的評価、弁証論治、随証療法、こうした標語が表象する所の、施術する際に必要なソフトウェア同士の互換性のなさ、つまりは「見解の相違」に由来しているに過ぎず、それらを人間関係や利害を絡めて党派性の問題にすり替えて政治活動(勢力争い)の材料としているに過ぎないのではないでしょうか? 

また、古典派を気取る割に鍼のガサツな人もけっこうおりますし、科学派の中にも惚れぼれするような鍼サバキをなさる方もおります。「散鍼」の習得を例にだすまでもなく、臨床の良し悪しは、つまるところどのソフトを選択するかによって決まるのではなく、まったくもって肉体というハードの鍛え方にかかっていると肌身に感じられた事が和方鍼灸友の会の「2」の原点にはあったわけです。 

いくら特別あつらえの秀抜な鍼具を手に入れても、それを扱う手の肉体条件が整っていなければ十分な効果を発揮することは難しいものですし、身体を用いて身体そのものにアプローチする療術(手技)系のものであればなおさらです。(別伝講座では日本の療術のルーツである活法もその都度紹介したりもしています。何度も言っていることですが、殆どの「整体」はオステオパシーにルーツがあり東洋のものではありません。「東洋整体なんて言葉自体、ルーツのアヤウヤさを認識してない証拠!」by本屋) 

ところで、今まで技術伝承の現場において、なんらかの一芸を身に付けている方は、飲み込みが早い(事が多い)、技の習得がたやすい(同)、見所勘所を心得ている(同)といった現象があります。つまりなにかしら技を習得する時に、身体を使った一芸を身に付けている方がやりやすく、それが伝統的なものであった方が有利に働く傾向が強いのです。これが別伝講座を始めた理由の一つです。別伝講座では、基本的にはソフトの問題については必要最低限にしか与せず、徹底してハードウェア、身体そのものの向上に努めることを趣旨としています。日本や中国の伝統的な身体作りの技法を、できればなるべくオリジナルなまま稽古することによって、まず身体の核となるものを作る事を眼目にしています。さしあたっては古武術研究から導いた体躯を中心とする身体の鍛錬法を毎回限定人数で稽古しています。

参加者は、原則として寺子屋講座常連様、熱意のある方を優先に配慮していますが(連続参加者には次回の優先権を確保しています)、9月の第三日曜日はセミオープンでやりたいと思います。 それなりに動きやすく汚れても問題ない服装を御配慮下さい。稽古場所には、小さいですが更衣スペースはあります。詳細は参加希望者にお伝えします。会場は都内山手線某駅徒歩一分です。

================================================

今回は少人数にするため2部入替え制です。ご希望の部をお知らせ下さい。
※1部が初心者中心となります。1部、2部、またはどちらでも良い方はその旨を必ずご明記下さい。

《服装》 
動きやすい格好をご用意下さい。
着替える場所は狭いですがあります。
フローリングですので室内履きは特に必要ありません。

===============================================

猶、以前もこれは書いた事ですから、耳タコの方もいらっしゃるかもしれませんが、申し込みのメールを下さる時は、せめて簡単な自己紹介(出身校とか、学生でしたら学年とか、参加の動機とか)を頂けると助かります。

名前もお書きにならずに「申込みをお願いします」というメールが毎月必ずあります。携帯からのケースが圧倒的ですが、必要最低限の情報も入っていないのには困りモノです。

対面や直接声を聞ける電話とは違い、メールは一方通行の連絡手段です。そこで名乗らないというのは社会人として非常識だと思うのでございますが・・・。

と、小言で〆てしまいましたが、残り数席ですのでご希望の方はお早めにどうぞ。

|

« 9月の寺子屋情報 | トップページ | 8月の寺子屋感想文 »