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2010年5月11日 (火)

鍼灸祭

今年もやってまいります! 早くも今週末となりましたが、5月は鍼灸祭の季節ですね。昨年参加された学生さんが今年も早く行ってよい席を取る!と意気込んでいらっしゃいました。そんなに広くない会場ですので、メイン会場に入れない場合はビデオ撮影で見られるお部屋もありますのでそちらも合わせてご利用下さい。

学生の頃より参加している鍼灸祭ですが、あの場で玉串奉奠をさせて頂くと気持ちが新たになります。神道に通じている本屋さん(仏教やキリスト教なんかも通じていますが;笑)の教えを頂いて以来、単に儀礼的に行なうのではなく、こちらの心持が大切なんだというのが分かるようになりました。祭壇に立つ前には頭の上が天井高く(屋外だったら空高く)、すっきりと風通しの良い感覚を作ってから望むようにしています。神様に何かお願いをするのは愚かな行為で、日頃の感謝をする場だとも教わって以来、そう言う風に気持ちをスタートラインに戻す場として望むようにしています。

さて、当日のスケジュールは以下の通りです。

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第31回 鍼灸祭
 日時:5月16日(日曜日)13時〜祭礼 14 時より講演会&鍼灸実技供覧
 場所:東京お茶の水 湯島聖堂<http://www.seido.or.jp/> 
 主催:�斯文会 協賛:鍼灸祭世話人会 他
 講演&実技供覧 
 講演:『漢字の面白さ再発見ーー医に係わる漢字の話ーー』土屋秀宇 (漢字楽習の会主宰、日本幼児教育振興会副理事長)
 実技供覧:「主訴に向き合う 手当の鍼(刺入しない鍼)」一ノ瀬  宏(鍼灸祭り世話人 鍼灸和友堂堂主)
 参加費:500円
 懇親会費:3000円
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 以上予定しております。
 
土屋 秀宇先生は、本屋さんが以前より是非お願いしたいと思っていた講演者。非常に御多忙の中をやりくりして引き受けて下さった模様。お勧めの著書はいくつかありますが、なかでも、『学校では教えてくれない日本語の秘密』 『石井式なるほど! 漢字ワールド』シリーズは読みやすく面白いとの事。

ブックデータベースをみると、『日本語の秘密』については「現代日本語が抱える矛盾の多くは、言語の自然な変化の中で生まれたものではありません 。あるときは時の権力者が、またあるときは知識人が、あるときは外圧により、またある ときは「国」が、それぞれ意図を持ってねじ曲げ形を変えてしまったのです……」とあります。そういえば、本屋さんも「学校では教えてくれない◎◎講座」ってのをやってたこともありましたね。先日の別伝講座でも、実はちゃんとツボを取る、ということについて学校教育では「習ってない」学生がすくなくなく、基本である「取穴」が意外に杜撰であることが判明、「もしかしたら、この感覚を育てる部分はちゃんとやらなくちゃいけないのかもしれないな」と言ってましたので、いずれ勉強会でやるかもしれませんです。期待しましょう。

それはともかく、鍼灸祭です。
今年も本屋さんの懇意にしている明治屋酒店さんが来て下さるそうです。毎年、美味しい日本酒やワインや焼酎をこれでもかとそろえてくれますが、今年も期待して行きましょう。

あと、事務局をやっている本屋さんは、「10年やったから事務局を譲りたい」と昨年から言っています。どなた様か立候補する方はいらっしゃいませんか? ノウハウの伝授の他にかなりの特典がつくとは思われます。「やってもよい!」という奇特な方は是非、御一報下さい。素敵な御縁ができるかも♪

では、会場でお待ちしております。

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