10月寺子屋(還元療法)&別伝の予定
9月の第三日曜日に行われた、直伝講習会はなかなかオイシい企画でした。
本屋さん自身が、期待以上に勉強になった、とえらく感激、何より参加された常連さん達が口を揃えて「もっと勉強しなくちゃ!」という気にさせてもらえた、というのがとても良かったようです。
やはり、一流の人は違いますね。他の人を巻き込む力を持っています。
当初、カイロプラクティックって背骨をバキバキやるもの(脊椎矯正)だという意識を持って参加された人も少なくなかったようですが、当の守屋先生は、背骨は殆ど触らず、所謂脊椎矯正なんて全く無し。カイロプラクティックへの認識が参加された人は全く変わってしまったと思います。守屋先生が特別なのかもしれませんけれども……。
視線のコントロールと、肩周り、後頭部等を触るだけ、それもかなりソフトに「おさずにおす」だけで、身体を変えてしまっていました。特に後頭部の手技は、本屋さんの脳活と殆ど手つきは一緒だったようです。
守屋先生のブログ< http://mchiro.exblog.jp/ >で、「参加された方々のために「復習のためのガイド」」を掲載して下さっていますね。当日のスライドで、入力情報に応じてのそれぞれの対処法の話が出た時に、あー、これメモりたいと思いつつ逃してしまっていた「入力情報とは何か。
①視覚系の情報、②聴覚系の情報、③頭位、④頸部の回転、⑤迷路刺激、⑥固有受容器である。」
等を列記して下さる辺り、さすが有り難いです。守屋先生フォローありがとうございます。
優秀な先生方はほぼ間違いなくサービス精神旺盛です。助かります。
萩原先生の、キュウーッポン(笑)も早速治療に取り入れています。実技もそうですけど、細かい注意とか患者さんとのやり取りや会場との切り返し等もとても勉強になりました。
参加者からの感想を例によってちょっと無断転載します。
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今回の直伝は、想像を遥かに超えておもしろかったです。
いろんなことが繋がり出して、グリア細胞がグリグリしました。
寺子屋にいつも参加されている皆さんも同意見だと思うのですが、
寄金さんが普段おっしゃってること、
萩原先生がブログで伝えてること、
守屋先生が講習会でお話ししてくれたこと、
すべてが1つに集まりだして
なんと言うか、この時代に生きてあの場所にいて良かったという感じに包まれたのです。
まさに萩原先生のタイトル通りのことが現象として起こってました。
タイトルすげえ、と。(笑)
懇親会でも守屋先生にいろいろ質問することができて、自分のなかで縺れていた糸が解けて腑に落ちていきました。
守屋先生にはカイロの哲学の話を、ご自身のお考えまで話していただき、
具体的に力点の話まで貴重な話を聴くことができました。
「イネイト(Innate)インテリジェンス」はインパルス、脳や神経の電気信号、
だと思っているとおっしゃったことが印象的でした。
で、もっともっと自分の妄想空間を深いものにするため、
解剖生理をイメージできるため、勉強しなきゃと思いました。
小脳すげえ、と。(笑)
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さて、10月からは、3回にわたって、還元療法等の紹介、もしかしたら自艾術の紹介も、って感じです。本屋さんがよく言っている「昭和の治療法の殆どは、ここに既に示されている」、との事で楽しみにしている人も少なくないようです。確かに、高橋正体術の保健法(グーットやってストンと落とすヤツ)も伊藤式の胴体力トレーニングも、似たような記述が確かにここにありまぴた。これに四半世紀以上前から気付いていた本屋さん、世間のあまたの整体術やら手技療法やらを見る視点が全然違うのも分かります。
常日頃、一流派を作ったり、特定の治療法や方法論を押し付けたりはしません、と言っている本屋さんですが、だからこそある程度客観的な立場からでの各療法の解説や説明は、なかなか見聞出来るものではありません。ばっさり切っちゃうこともあれば、これは実はこういう風に考えると宝の山になる、って言う具合に解説されることもあり、なかなか3回連続の実技講座というのは貴重かもです。
参加御希望の方は、こちらのアドレス までメールを下さい。3回連続の参加者を優先します。寺子屋常連の方で、既に8月のお寺で参加表明の手を挙げている方は、10月16日迄にいつもの口座にいつもの金額をお願い致します。キャンセルされる方は早めに御一報下さい。
尚、別伝は9月最終あります。10月は第一日曜7日と、第二日曜14日、第三は寺子屋、第四は自主練です。11月は、第1日曜の4日はありますが、第二は合宿のためお休みです。第四日曜日は今の所未定です。だんだんと秋の気配が強くなって参りました。皆様ご自愛下さるよう。