7月8月の六然寺子屋講座&別伝の予定
皆様、梅雨も明けて、暑い日々が始まりそうですが、お元気でお過ごしでしょうか?
さて、6月六然寺子屋、3回連続予定っぽく始まりましたテーマは「経絡経穴講座」。
最初に「なんでこんなに人数いるんですか?」って怒られて仕舞いまぴた。だって希望者多いんだもん。
3年振り位ですか…、前々回の参加者、前回の参加者も数名、そして、第一次寺子屋経穴講座の受講生の再受講が数名、社主が「非常識講師」を勤めていた鍼灸学校の学生さん時代に講義を聴いた今は立派な臨床家の先生も2名程御参加下さいました。
そして、今回、5月の鍼灸祭での本屋さんの挨拶を聞いて、感銘を受けちゃったらしい学生さんが4名程、前から参加を検討してたけどっていう遠方からの参加者の先生等々、だいぶ新しい顔ぶれも見えました。
で、開口一番、『今回の講座で「何々の症状にはどのツボ使う」とか「このツボはこういうのに効く」とか、そういうことを期待している方はお金返すので帰って下さい!』 と本屋さんお得意の「帰って下さい」口撃から始まりました。治療にも講義にも「クーリングオフ」は有ってしかるべき、初診料とるなんてどういう神経してんだ、と公言してはばからない本屋さん、「今回は具体的なツボの話は一切しません!」(経絡経穴講義なのに;笑)
初めて参加した人はちょっとビックリしながら本屋さんの顔を見ています。
「なんか違うな、とかこんな筈じゃなかった、とか、期待はずれ、とか思った方は、いつでも途中で帰って下さい、返金しますので」と、こういうのは本気でして、いつもちゃんと何枚もの封筒にいれて返すお金も準備しています。人数多いのも気に入らないみたいです。
で、結論から申しますと、確かに今回、経穴の名前は殆ど出てきませんでした。経絡経穴講座なのに(笑)。…そして、誰も席を立ちませんでした(笑)
最近の本屋さんの口癖は「僕の話す事はみんな『ツボに訊け』に書いてあります!」というものです。まあ、確かに解説されてみれば、そういえなくもないんでしょうけど……「行間に…」でしょうに(笑)と思いまぷ。
本屋さんの講義は、いつも3時間以上、大抵休み無しでぶっ通しなのですが、トイレに立った方が1名居ただけでした。後日学生さん達から頂いた感想は「一体今迄学校で習っていたのは何だったんだろう!」二年生の学生さんが一年生に「一年生の時にこういう経絡の概念の話が聞けるなんて羨ましい!」(でも一年生の時に聞いても、それはそれで価値が今イチ理解出来なかったかもですよ)他にも「数年前に、天津で(学院派ではない)中医の先生が「三陰三陽とは太陽 から受ける熱量の違い」とおっしゃってたことと自分のなかで繋がりました。で、家に帰って寺子屋で配られた資料を読んだら、じぇじぇじぇ!!こんなにスゴい貴重な資料を配っちゃっていいんですか?って思っちゃ いました。(講義代安い!)」という感想も。確かに資料多かったですね、いつもの事ですけど。
今回の経絡経穴講義は、7月8月と、あと2回続きます。引き続き参加御希望の方は、寺子屋講座前週の火曜日(7月は16日、8月は13日)迄に、今回と同額をお支払い願います(2回分まとめても構いません)。
なお、次回、7月の寺子屋講座、いつもと同様12時半始まりを予定しておりますが、社主がお寺の一階で行われる法事に参加しなくてはならず、始まりの30分〜1時間辺り、特別ゲストに依る講義が予定されていますので御諒承下さい。
内容は、「鍼灸でない療法が経絡をどう捉えているのか」、その道のベテランが実技を交えてレクチャーします。
うさぎ堂講座は前回に引き続き、別伝で習った体の使い方を活かす施術法です。教える立場に立つという事は、現在の自分を理解するにはもってこい・・・、とは思っていたものの、本当に言語化するのは難しいという部分と、自分の理解度が足りていないのを痛感する時間となりました。当然ですが参加者一人として同じ体はないわけです。ですから出来る事、手技の再現性が限られてくる。しかし、ワタシ的には別伝で習ったことを、社主の体さばきをコピーして!、という目標がありました。そのギャップを目の当たりにし、しばし途方に暮れる時間が・・・。そんなワタシを察知したか、○っちゃんが非常に的を得たアドバイスをくれました。「体が違うから出来る事が違う。夫々ができる体の使い方で同じ結果を出すにはアドバイスもそれぞれ違うからね」。
そりゃそうだ!妙に納得しました。全然合わない形を持っている夫々を、無理に型に押し込めようとしていたんだと気付きました。どおりで難しかったわけだ。じゃあ、今度から体を作る基礎が必要なんだ、手技の前に基礎練にしよう。と思いついて、はっとしました。それって別伝じゃん(笑)。なーんだ、ここでも本屋さんに先回りして答えを出してもらっていた気がしました(爆)。結局本屋さんの手中をグルグルしている。こんな堂々巡りのうさぎ堂講座ですが、感想を頂く限り、少しは皆さんの理解にお役に立っている模様です。
前回も特別ゲストがちょいちょい要点を押さえてくれましたが、もしかしたら今回は終始乗っ取り、いやいや、バトンタッチも有り得そうな予感です。京都に行かずに質疑応答満載の時間が来てしまうのか!!とワタシ個人的には相当喜んでおります。こんな絶好な機会はないので、皆さんも常日頃の疑問、何がしたくて試みている手技が何故に効かないのか、などなどを解明してもらえるチャンスかも?!
時間はいつも通り11時からです。前回の参加者は特に申し込みは必要ありません。
※別伝の予定です
7月は7日、14日、28日、
8月は4日、25日
を予定しております。
なお、経絡経穴講義以降の予定を少し。
9月の第三日曜日は御彼岸行事の為、お寺が使えません。場所を変更して開催するか、連休を利用して合宿を企画しているメンバーもいるようなのでまだ未定です。10月は人数限定で実技(以前の復習)をやろうかと思っています。11月はお昼の時間に石坂家の墓参をしますが内容は未定です。
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