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2013年10月

2013年10月17日 (木)

10月の寺子屋うさぎ堂講座

 今月第3日曜日20日の寺子屋は「足活」です。何度かテーマとしてやって頂いてる「足」でございます。これがまた奥が深いのなんのって・・・・。

 どこの部位を取っても一気に全体を整えてしまう発想が本屋さんの治療の核にあると思われますが、その入り口的、導入編の一つが「足活」です。本屋さんは以前これを紹介する時に「治療の最後にやるとオーバードーゼ等を解消できる」という云い方をしていたように記憶していますが、「脳活」よりも初学者同士でも上手く行くこともあるのが足活。頭蓋骨を把持する「脳活」は、下手にやられるとダメージを来す恐れがございます。気持ち悪くなるとか。下手っぴぃに沢山やられると翌日の体調悪化も必然なので、教えるのが難しい技です。

 それに比べて足なので、リスクが減ります。ですが、上手く行けば効果は絶大。しかも、脳活に比べれば分かり易い(ように思う)。何故って、脳活は頭蓋骨を両手に載せているだけにしか見えない(笑)。初心者にはそうにしか見えないのであります。でも全身が一気に緩む、お腹が動く、おしゃべりな患者さんが瞬時に眠りにつく、数分で頭痛頸痛肩こり解消、頭もスッキリ…患者さんによっては「前世が見えた」なんて言ったり、「空が見えた」なんて言ったり、そういう不可思議な効果があったりもしますが、何にも起きない事もあります。昔は「看取りの時にも使ったもの」だそうで、なかなか結構難しい…。

 以前「三活法」経験者にも、今まで教えてもらった角度と違った部分からも焦点を当てて、当日色々と説明して下さると思いますが、足活は、陽活・陰活双方やってくださるそうですので、是非お楽しみに!!!

 そして、うさぎ堂講座も11時からいつも通り開催します。

「ゆらしのつもりがぶらし」

「足裏を揉む」

と、テーマを2つに絞って、どっちなら人様に教えても大丈夫かを本屋さんにチェックしてもらいました。

「うさぎ先生、100%出し切ります!!」と背中を軽擦し始めると、「…それって僕と同じことをやってるつもり??」「……」。

 足裏を一通りいじった後は、「第一さ、身体取れてないし。足を揉むって事は、足裏を使って全身を操作してるってことなんだけど、その辺の違い分からないの?」と、代わって寝てみろと言われ「こういう事なんだけど、違うでしょ貴女とやってることが」。……以上。ダメだしで終わる……、自分の未熟さを痛感して帰る、という有難いお時間を頂戴しました。

 しかし!

 奇跡的に一個だけ、途中で加えた腰を緩めるゆらしは「まぁ、いいんじゃない」と言って頂けたので、今回はこちらをテーマにして行きたいと思います。もうネタが無いので、これで最後かもしれませんが(笑)、ご興味がある方は11時よりお待ち申し上げております♫

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2013年10月 8日 (火)

日本刺絡学会学術大会と別伝の予定

 今年は台風の当たり年になっておりますが、皆様お元気でしょうか?

 なんかこの調子で天候不順が当たり前といいますか、亜熱帯的な気候になってしまうのではないかと危ぶまれる今日この頃ですが、早いもので、今年も残すところあと3か月を切ってしまっています。うわあって感じですが、六然寺子屋講座、別伝講座と、定期的に続けております。

 寺子屋講座に付きましては、既にお知らせしておりますように、10月からは三活法から足活をメインに行う予定です。

 別伝講座は、10月は6日、13日、27日を予定しております。

 13日は日本刺絡学会学術大会の前日です。今年は学術大会の開催日が日曜日ではなく祭日の月曜日になっております。皆様是非御参加下さい。本屋さんも一部で司会を仰せつかっているようです。

 また亜東書店のOさんの気合いの入った書籍展示即売も予定されています。本屋さんはたいてい近所にいるので、本屋さんに会いに学会に来る先生も学会会場より亜東書店さんの前にいる時間のが長かったりしますよね(笑)。

 (いろんな本について質問している人がいつもいらっしゃいますが、本を買うか買わないかで結構差別化されてしまいまぷ。先日の伝統鍼灸学会でも亜東書店さんの所で本屋さんを捉まえて、会場の隅で独占授業を受けている先生がいらっしゃいました)

 最新情報では、皮膚考学研究所のH先生もいらして下さり、新アイテムも展示販売が予定されているようです。

 一応、刺絡学会の予定を掲載しておきます。今年は工藤哲也先生による工藤訓正宗家直伝の刺絡実技もあり、これまた工藤訓正先生の薫陶も受けている友部和弘先生による宗家のルーツである「三輪東朔の刺絡」に関する講演も予定されておりますので必見と思われます。学生さんも学生のうちにこういうものに触れていた方が良いですよ。

第22 回日本刺絡学会~

大会テーマ: 「古典を刺絡にどう活かすか?」

◆日時 : 平成25年10月14日( 月) 9時30 分~17時 (9 時開場)

◆会場 : タワーホール船堀・大ホール ( 江戸川総合区民ホール)

(都営新宿線船堀駅下車、徒歩約1 分)

◆当日参加費 : 会員6,000 円 非会員9,000 円 学生4,000 円

プログラム

会頭講演:「古典から現代へ」(会頭の金古英毅が御逝去されましたので代読になる予定です)

教育講演:「現代に活きる刺絡」西田皓一

指定講演:「三輪東朔の刺絡-江戸期の刺絡専門医家-」友部和弘

委託研究発表: 「治療文化としての刺絡」 山岡傳一郎

来賓講演: 「中国刺絡療法の過去現在未来(仮題)」 中国刺絡学会

※詳細はこちらのウェブサイトまでアクセスして下さい。

http://shirakugakkai.com/


 11月の別伝講座につきましては、また掲載いたします。

(3日は京都大学人文研でのイベント参加の為、多分お休みであろうと思われますがまだはっきりいたしません、多分自主練はあると思いますので担当のT先生に連絡して下さい)

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