« 3月は手作り体作り 4月は直伝講習会 | トップページ | 4月のうさぎ堂講座 »

2014年3月26日 (水)

久しぶりの直伝講習会 皆伝師範による八光流皇法指圧 

4月の寺子屋は久しぶりの直伝講習会を予定しております。

 ◎ 4月の第三日曜日(2014420日)六然直伝講習会第14

皆伝師範来る! 八光流皇法指圧


 戦後の日本の療術に大きな影響を与えたものは、色々とあり、以前、六然寺子屋講座では指圧のルーツである「力応用療法」「還元療法」「正体術」「整体法」「霊手術」などや、八光流(日本武芸司護身道八光流柔術)の「三大基柱」などについても解説を行った事がありましたが、今回は、八光流の皆伝師範による直伝講習会を企画いたしました。 

「八光流」の師範はそれなりの人数が全国に居ると思われますが、皆伝師範となるとその数は大変少ないのが実状です。先年、社主と縁のあった人物が実は皆伝師範だと判明、数度辞退された所を是非にと頼んで皆伝師範による直伝講習会が実現いたします。 開催にあたり、当の皆伝師範より、下記のような信書を頂きましたので、掲載しておきます。 

 

============================================

 このほど縁あって、4月の六然社寺子屋講座にて直伝講習会講師のお話を振っていただいた者です。 臨床家で研究熱心である皆様は「皇法指圧」という療法を一度は耳にしたことがあるかと思います。私は過去思うことあってそれらを一通り学ぶ機会がありました。 今回、八光流柔術とその療法体系である皇法指圧についてお話をさせていただく予定なのですが、正直私は八光流柔術が完璧に身についているわけでもなく、鍼灸師でもありますし、皇法指圧を臨床のメインにしているわけでもありません。 私は単に八光流柔術のシステム上の最終段階である皆伝師範の資格を会得し、三大基柱というものまで知っているにすぎません。 実を言うと、これは伝統的なものにはめずらしく、お金と時間を割くことができれば誰しも知ることができるものです。

 過去の情報を振り返ってみましても、六然社主宰の直伝講習会は、講師の先生方がそれぞれご自身のものになった技術や知識等を惜しげもなくお話されているようで、それぞれの方がそれぞれ身になっているものをお伝えしてきたように思っています。 そういった視点から、私がお話できることを振り返ると、私が話せることというのは実際の八光流柔術と皇法指圧の現状ということだと思っています。 その為、私個人の思考や行動の構造などもお話しなければならないだろうとも思います。

 また、私は過去徒弟のような形である時期をすごしたことと、ある芸を学んだ経験から、なまじっかの知識で初学者に教えることの危うさというのを実感しており、特に最初の手ほどきがとても重要だということを身にしみております。 今まで世間を見渡してきて、聞きかじりの話を他人に教えることに生き甲斐を感じる人もいるようです。それは聞くほうにも責任はあるといえますが、ある面初学の方の可能性を踏みにじっているように思うので、少なくとも私はそれを良しとは思いません。

 ですから、将来八光流柔術や、皇法指圧を、個人的に習得しようと考えている方、また現在学ばれている方には、私の話すことが有益なものになるとは限りませんので、そういった方は特に参加をよくよく検討されたほうがよろしいかと思います。

 またお話をさせていただくにあたり、極力八光流柔術と皇法指圧に関する情報をメインに提供するつもりではありますが、どうしても私自身の個人的なお話も多々混じってしまうことが考えられますので、その点も予め御了承頂いた上で参加していただけたら助かります。

  一方的なお話で不躾ではありますが、縁あって皆様にお話ができることをありがたく思っております。

============================================

 聴講料は12000円、場所は江東区内のお寺になる予定です。

★なお今回は特に技術の不適切なる利用と、口伝の安易なる流布をお断りいたします。このことをお約束いただける方のみご参加くださいますようお願いいたします。御了解の上参加御希望の方はこちらまで。

 ※4月の別伝講習会は6日、13日、24日を予定しております。

|

« 3月は手作り体作り 4月は直伝講習会 | トップページ | 4月のうさぎ堂講座 »