« 2015年2月 | トップページ | 2015年6月 »

2015年5月

2015年5月20日 (水)

六然 直伝講習会第15弾 << APOR de GASQUET >>

> |〜|〜|〜|〜|〜|〜|〜|〜|〜|〜|〜|
六然 直伝講習会も早くも第15弾となりました。今回のテーマは << APOR de GASQUET >
【フランス発ガスケアプローチ】の紹介です。

 日時は5月31日(日曜日) 12時半スタート、16時過ぎ終了の予定です。

 


  ここ数年の間に、女子の間で『月経コントロール』というのが話題になったり、出産後は骨盤底筋を鍛えて骨盤を閉めて体型維持をしようということが俄に言われ始めたように思います。

  その中で、割とポピュラーなのが、「ガスケ法」「ガスケアプローチ」「フランスの骨盤底保護法」等と呼ばれているものです。1980年代から、フランスでは<Rééducation Périnéal >と称して、産後の女性を対象としたケアが行われてきました。
  現在でもフランスでは産後10回分の通院費用は全額保険適応という実態があります。出産数の減少に悩む日本政府も是非参考にすべき制度のように思いますが、今回の直伝講習会の内容は、フランス人の医師(Dr.Bernadette de GASQUET)が開発した『姿勢と呼吸によるガスケアプローチ』という骨盤底筋を保護するための方法の紹介です。

 フランス留学経験もある講演者は、フランス在住の知人の妊娠出産体験からこのガスケアプローチを知り、Dr. Bernadette de GASQUETに直接教えを受けて来た人です。
  ガスケアプローチについては、『フランス式骨盤底ダイエット』(国陶三省著)、『ペリネのエクササイズ』(Dr. Bernadette de GASQUET著・シャラン 山内由紀翻訳)等の書籍が既に出ていますが、講演者はこれらの書籍を読んでみた所、ガスケアプローチが単なる骨盤底筋エクササイズには収まりきらない大変な魅力を持つものだと直観、Dr.Bernadette de GASQUET にコンタクトを取り会見を果たしました。

  鍼灸師でもある彼女による、「骨盤底筋を鍛えて本当に月経コントロールが出来るのか?」、『日本人とフランス人は文化も違えば体つきも違うのに同じエクササイズで同じ結果が得られるのか?」等の質疑応答から始まった会見は想定以上に長引き、日本の着物文化に興味があったDr.GASQUETからも、さまざまな分野にわたって質問があり、話が弾んだようです。
  ガスケ医師の考えやこれからの展望を聞いた上で、講演者は帰国後、既にガスケアプローチを日本に翻訳紹介し、フランスで認定講師を務めるシャラン山内由紀さんからもいろいろなエピソードを伺ったとの事、これらの体験も含めて語って頂きます。
  当初、講演者は、この経験を個人的なモノとしているつもりでいたようですが、話を聞くにつれ、是非それは、日本の鍼灸師にとって非常に参考になるものも少なくないと感じられた為、当初は消極的だった先生に半ば無理矢理講師を引き受けて頂きました。今では、まだまだ日本でガスケアプローチは紹介する意味も発展する余地もあると感じていらっしゃるようです。
  講演者からは、以下のような簡単なメッセージを頂いております。ご興味のある方は御参加下さい。
>> ====
=====================<<
 ガスケ医師の著書を読んで、実際に話しを聞いたり、エクササイズを体験してみて感じたことは,ガスケアプローチにには出産後の女性の身体のケアという目的だけでなく,もっと大きく身体を変化させることのできる仕組みがあるということです。
 日本の伝統療術にも既存概念があり,具体的な技をとっても共通項があるように思われます。今回はフランス式ということで体験してみるのはどうでしょうか。人によっては自分でするにはこの方が簡単ですし、または他人に指導する場合にも、寺子屋や別伝で教えてもらう技術ほどのレベルを必要としないということもあります。少し工夫をして,手技療法、指圧、鍼灸にガスケアプローチを生かして治療を行うことができます。

 またガスケアプローチが男性に必要ないかというとそんなことは決してありません。女の人がどんな悩みを抱えているのか男の人にも知っておいてもらえたらと思います。女性の身体についての理解を深め、彼女を喜ばせるよう(笑)
お役立て下さい。
>> =========================<<
 
 なお、六然社主&某先生の前座講座ありです。席数の関係で完全予約制、
 当日は、いつもの寺子屋同様、延長ありです。料金は12000円(資料込)
 
 御興味のある方は、必要事項を明記の上、こちらのメールアドレスまで。

| | コメント (0)

« 2015年2月 | トップページ | 2015年6月 »