講習会・勉強会

2017年11月 4日 (土)

11月、12月の六然寺子屋予定

光陰矢の如し、早いものでもう11月です。

10月最終週土日の合宿は企画したM先生、名幹事のF先生のおかげで無事終了致しました。ご苦労様でした。参加くださった方のお役に立てば幸いです。半年前後で復習できればと目論んでおります。
さて、11月からの予定を記しておきます。
5日と12日は別伝(第一の5日終了後、療術系やらの上映会が予定されています)、19日の寺子屋は、出力の安定を図ります。臨床数十年の方でも、意図したように出力ができているとは限りません。その辺りを詰めていきたいと思います。
また、正午前辺りに、恒例の石坂宗哲の墓参もしたいと思っておりますので、志のある方は御同道下さい。
第四の26日は、午前中〜12時半辺りまで身体作りをし、午後は散鍼の稽古をします。大分無事習得して卒業の方もいる中、新たに参戦された方もいらっしゃいますが、皆様それなりに習得に向かって歩いているようで何よりです。
12月は、3日、10日別伝、17日の寺子屋講座は今年一年習得したものを復習する1日にしましょう。第四の24日はクリスマスイブとかいうやつで、当方としてはいつも通りのつもりですが、多少相談の上、散針講座をするかどうか決めたいと思います。どちらにしろ別伝は行います。
31日も場所は使えます。今年は元旦が第一日曜日で、さすがに誰も来ないだろうと思っていたら、数人来てくださったので、大晦日も稽古したい、という奇特な方がいるようなら場所は解放します。

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2017年8月18日 (金)

8月からの予定

8月(20日)の寺子屋講座は、活熙術の基本と「佐素理」をやる予定にしておりますが、「佐素理」については、道歌と簡単な口伝解説を月刊『秘伝』9月号にて公開しておりますので、興味のある方はご参考下さい。編集部から当初、「手の内」特集で「唯掌論」を紹介したいという依頼があったので、創案者の長野仁先生を紹介しようとしたのですが、『秘伝』読者は鍼灸師がメインではないので……ということで、だったら「唯掌論」である必要もないと思ったのですが、どこから聞きつけたのかそこには編集部としてこだわりがあったようです。武術もそうですが、身体の動きって分解写真を見たって解るものではないので、あんまり意味ないと思うのですね。よしんば同じ形をトレース出来たとしても、時間軸が違えばやってることは全く異なってしまうので。ですので、あの記事を読んでも入出力の話は参考になるかと思いますが、「唯掌論」の事はほとんどわからないのではないかと思います。やはり宗家の長野先生が早く執筆してくれることを期待しています。


8月第四日曜日は午前中は別伝、午後は散鍼習得講座です。最近は平日関西から勉強に来られている熱心な方もいらっしゃり、さすがにそういう先生方は進歩が早いようです。すでに10回の講座で一定のレベルに達せられた先生方には束脩を返還しておりますが、今の所8割ちょいの方がほぼ習得といった感じで、惜しくもできなかった人はやっぱり練習が足りないな、という印象を持っております。一定の水準の散鍼のできる人を1000人位育てられればいいなあ、と思っております。
 当初は「顔への散針が使えるレベル」を一定の水準のベースに考えておりました。「美容鍼」と称してヘルレイザーみたいに顔に多量の鍼を刺すよりは、丁寧で気持ちよい散ずる鍼を施した方が、よほど患者さんの印象もいいようですので、すでに臨床に取り入れている先生もいらっしゃいますが、ここを基準にしてしまうと、束脩返還が難しい領域なので、この辺りは少しハードルを下げました。
 とはいえ、技術というのは習得してからがスタートですから、散鍼の臨床応用はそれぞれの先生方が工夫して行ってくれるのを祈るばかりです。まず気持ちのいいことが大切です。効かす手作り体作りが大事なのであって一定の方式を強要するような事は一切しておりませんので、あとの方法論ややり方はそれぞれのセンスでやってくださればいいのです。卒業者も出てきたので、新たにエントリーされたい方はこちらまで連絡下さい。
 9月の日曜日、3日、10日、17日は別伝、24日は午前中別伝で、午後は散鍼習得講座、10月は1日別伝、8日の第二日曜日に増林寺にて寺子屋講座をします。引き続き活熙術の基本に徹することにしましょう。第3の10月15日は伝統鍼灸学会に出展の為、お休みします(別伝会場での自主練は可能です)。第4の22日は午前中別伝午後は散針習得講座。第5の土日は合宿を予定しております。
 それでは引き続き精進致しましょう。
 

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2017年4月29日 (土)

4月以降の予定

  最初に5月以降の別伝やら寺子屋講座やらの予定を記しておきます。
5月は7日、14日に行います。(11時辺りから15時)
5月21日は鍼灸祭です。(六然寺子屋はありません)
https://www.facebook.com/harikyumaturi/
 なども御参考ください。
5月28日は散鍼の習得講座です(場所はエントリーの方に別途お知らせします)
 6月はフランスに活熙術の教伝に行き、殆ど日本におりませんので六然寺子屋、別伝、ともにお休みさせて頂きます。自主練ご希望の方はK先生と連絡を取ってみてください。
 また第四日曜日は、無事帰国していれば日本にいると思いますが、日本刺絡学会の学術大会がございます。こちらに参画しておりますので、散鍼習得講座もちょっと変則的にさせて頂きます。
 7月、8月の寺子屋講座は、活熙術から「佐素理」(四之内一二三)、三活法などをやりたいと思っています。
 
 まあ、新しい季節はいろいろなことがありますね。
 今年は、桜の咲く期間がが長かったような気がしますが、寒暖の差も結構あり体調を崩される方もいたようですが、皆様お元気でしょうか?
 去る3月8日に、六然社からも『治療家の手の作り方』を出してくれた井秀一先生の最終講義が筑波でありました。
 実は、小生、鍼灸学校に入る前から形井先生とは縁があり、というか形井先生のアドバイスを受けて鍼灸学校に入ったのでした。
 鍼灸学校に入学して間もない頃、当時の新大久保の某治療所で土曜日にやっていた東洋鍼灸専門学校関係者を中心とした集まりの合間に、形井先生が「学校ではどんな事してるの?」みたいな事を聞かれた際、やりたがりの小生は習いたてのなんかの手技を先生にやったことがあったのです。
 そうしたら、先生が「うーん、ちょっと違うんだよね〜」っておっしゃって、小生の背中を数回撫でてみてくれた事があったのでした。
 形井先生は、あの時、小生のやった事が「違う」と言ってくれただけで、それ以上特別には何も言語化はしなかったように小生は記憶しています(たぶんだからよかったのでしょう)。
 まあ、これは小生の妄想に過ぎず、先生があの時どう感じて何を伝えてくれようとしていたのかは分かりませんが、小生はあの時、「ああ、完璧な軽擦を人を救い得るんだな…」と感じたのです。そしてそれが先生の求めているものなんであろうと勝手に思ったのでした。
 小生がやんちゃをして辞任に追い込んだ教員の後始末として、当時小生の通っていた鍼灸学校に教えに来て下さった事もありましたが、実を言えば形井先生に「具体的になんらかの手技」を教わったのは、あの背中を撫でてくれた数秒だけでした。けれども、あの時、ある意味全てを教わったというか、行くべき道を形井先生は示してくれたのだと思っています。治療家としての原点というか、あの数秒がなかったら、多分現在の自分は居なかっただろうと思っています。
 多分、あの時、形井先生が「手は密着させるんだ!」とか「相手の体のラインに沿って」とか「相手の呼吸に合わせて」とか色々な事を言語化して(くれて)いたら、多分、自分は「すべてを教わった」とは思えなかったでしょうし、高いところを見ようとも思わなかったでしょう。だから昔の人は「あえて言語化しない」という手段を取っていたのだろうと、今になって思えば得心がいくのです。
 
 というような話を先日の寺子屋講座の時、したのですが、その後、参加されている先生から下記のような、ご丁寧なというか有難い感想のメールを頂きましたので、一部紹介しておきます。
<<寺子屋での、形井先生とのお話をお聞きして、私が散針に惹かれた最初を思い出しました。
 円通寺での合宿で、初めて散針を腕にして頂いて、先生に「この間に、皮膚の状態が分かるのですか?」と失礼な事をお聞きしたと記憶しています。
 こういう事ができるようになりたいと思いました。
 その後、ご指導頂くようになり、別伝前にTさんのお身体おかりしていた時、「こういうふうに触るんでしょ。」と先生が頭を撫でられた時、涙がでそうになったのです。
その一撫で、二撫でで、ぐっとこみ上げるものがあって。
こういう事ができるようになりたいと、あらためて思いました、
 先生の散針は、手が指が生きているように動いているのに、どうして私の手や指はぼーっとしているのだろうと、どうすれば生きているようにうごけるのだろうと考えておりました。
先生の散針は、深部まで届きながら心地よいと感じるのに、どうして私のは、ただ表面を行ったり来たりしているだけで、強弱をつけようとすると不快にさせるのだろう、きっと手が固いからなんだと思っていました。 手が柔らかくなれば、できるようになるのかなと。
  そのことが、日曜日の寺子屋での実技中に、手を添えてご指導頂いた時、「こんなに身体 をつかっているんだ。私、こんなに使っていないんだ!」と気づきました。
いたるところで、必要のない省エネをしていました。
積極的に動かしていなかったし、積極的に感じようとしていなかったし、積極的に脱力していなかった。
  いつかいつかと、全てにおいて受け身でいました。
そのようなあり方が、身体も手も固くしているのだなと感じています。
頭が身体が、ぼーっとしているから、手や指もぼーっとしていて、時々手や指だけ力で動かそうとするから不快なんだと。
  頂いた資料の「ゾウの時間と、ネズミの時間」。
絵本を読んだことはあったのですが、その時は、大きい生物よ小さい生物の時間の流れ方の違いとしか見えていなかったのが、今回帰りの新幹線で、自分の身体の話に思えてきました。
エネルギーをもっと使う、けれども、大きいところを動かすと必要エネルギーは小さくてすむから疲れにくい。
不活発な所をできるだけなくして、使っていく。
東京駅までの道中でも、先生方から貴重なアドバイスを頂けました。
「小さく動かすときは、大きく動かしているものはのこしながら小さくするのであって、ただ小さく動かすのとは違う」
  寄金先生やT さんの散針と、自分の散針の違いの原因に気づけた週末でした。>>>
 
 なんてメールを頂きました。ありがたい事です。自分も少しは先に進めているのかな…と思いますが、まだまだ明治生まれの爺様達の示してくれた景色が見えてはいないのでさらなる精進を続けたいと思います。
 散針講座は、順調に進んでいる人と中だるみの人とちょっと差が出てきてしまっているようですが、せっかくエントリーされたのですから頑張ってくださいね。
 
 
 

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2017年3月 3日 (金)

3月以降の予定

先日の直伝講習会はなかなか盛況でした。

参加してくださった方のみが知る情報や「笑い」がありました。
内容も、プレゼン方法も、示唆溢れる内容で、開催した甲斐があったというものです。

さて、3月以降の予定です。

3月の5日、12日、そして第三日曜日の19日も別伝を行います。
お彼岸の時は普段のお寺が使えませんので、毎年3月は、「唯掌論を基調にした手作り講座」をしていましたが、今回はそれは行わず、地道に身体を鍛えましょう。

というのも、現在限定メンバーで散鍼習得講座が継続しております。さしあたり、このメンバーにきちんとした「風の鍼」を身につけていただきたいと考えております。

ほとんどのメンバーがすでに折り返し地点を迎え、身体上で実地に散ずる鍼をしはじめています。2月の第4の日曜日に増林寺で、行った講座の様子だと、もうちょっと焦ってもらわないと期限内での習得は難しいかな? とも思いましたが、多分、皆さん追い上げてくださるでしょう。何事も憧れているだけではなく、できるようになる事が大切なのです。

 寺子屋もあのくらいの人数ですと、目が行き届いていいと思いましたが、3月の第4日曜日もおなじく増林寺で稽古を続けていきましょう。12時からを予定しています。

 4月の第三日曜日(16日)は、何をしようか迷いましたが、一部の人から要望のあった活熙術の「さわり」をやろうかと思っています。今まで三活法など手がけてきましたが、どうも意図したような入出力がきちんと出来ていない人がおおいので、基本の基本、さわりの部分から按撫法、そして4種の「さすり」あたりまで、実地にやっていこうと思っております。

 4月の第4日曜日の散鍼習得講座も、増林寺で予定しております。
 4月の別伝につきましては、また別途お知らせ致します。

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2017年1月28日 (土)

2月の別伝 予定変更

関係各位の方への連絡です。

 2月の別伝ですが、第二日曜日の12日に法事が入ってしまったため、12日は、お休み(もしくは自主練)にさせていただきます。

 第三日曜日は予定通り、直伝講習会。
 先日、講師と打ち合わせをしましたところ、話題の大半が、姿勢の話でした。なかなか秀逸で、いまから楽しみにしています。
 鍼灸業界と関わって、はや30年近く経ちますが、不思議な事に、どうも、体の事に興味がない人が多いように思えてなりません。歯医者さんが、歯の話より体の姿勢の話をしてくれます。当日は、前後に時間が取れますので、久しぶりの参加の方には、スペシャルな時間が取れるかもしれません。
 普段の会場と違い、靴を脱ぐ必要はありませんので、席には、まだ余裕がございます。

 第四日曜日は、別伝会場ではなく、寺子屋講座会場である増林寺で散針習得講座を行います。すでに半分を終え、そろそろ実際に身体で稽古の段階ですが、皆様の仕上がりを期待しております。御参加の方は、最終的にジャッジしてもらう相手(患者さんでも家族でも可)を同伴の上、講習に臨んでください。
 以上、よろしくお願い致します。不明な点は、メールにて連絡くださいますよう。

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2016年11月16日 (水)

今後の予定と、散鍼修得講座、年明けの直伝講習会まで

 さてさて、70年振りと言われていたスーパームーンも通り過ぎ、あっという間に、今年も残す所2ヶ月を切りました。
 別伝の開催日など、お知らせを記しておきます。
 しばらくの間、第4日曜日を<散鍼 修得講座>の稽古日に当ててしまいましたので、別伝の回数が減ってしまっていますが、自分で普段トレーニングして頂くのが基本ですから、稽古日はそのチェックに当てる位の気持ちでいてくださればと思います。
 散鍼 修得講座開催以前に、散鍼を既に修得している方は、第四日曜日は参加ご自由です。別室(多分空いていますので)で自主練するなり、飛び入り参加するなり既に修得された特権(笑)として適当に振舞って頂いて構いません。
 11月の別伝は6日、13日既に終了。
  第3日曜日の寺子屋講座は、三活法の足活、最近はちょっと陰活よりですが、足活に関しては、まず陽活をきちんと出来るように致しましょう。軸の取り方、揺らし方等、「骵を取る」感覚をきっちり作っていきましょう。
 また、ちょうど11月20日に当たりますが、寺子屋前(12時辺り)に、石坂宗哲の墓参をする予定ですので、 有志の方は御同道下さい。
 第四日曜日の27日は、散鍼修得講座の(抜け駆けしていない方の場合)3回目になります。
 12月の別伝は、4日、11日。
第3日曜日の18日の寺子屋講座は、復習講座として一年やってきたことなどのチェックをしたいと思います。実際に手合わせをして、ダメだしなり、より進歩させるためのコツ、質疑応答などに充てたいと思います。限られた時間の為、制限は出てしまいますが、各人数分づつ個人的なやりとりをする時間を取りたいと思います。周りの人たちにとっては参考になる場合もありますし、ならない場合もありますが、そういった事も含めて説明出来る場面もあるかもしれません。
 2017年1月は、最初の日曜日がなんと元旦です。さすがにお休みにしときましょうか。いや、元旦でも(元旦こそ?)稽古したい!という方があれば御一報下されば、まあ、近所ですから、なにかしら付合いますが…。
 8日はやります。15日は増林寺で寺子屋、新年最初の寺子屋は趣味の講座です。なにをやるかは未定です。未定でもいい人だけいらして下さい(笑)。
 第四の22日は、散鍼講座の第四回目、そろそろ手指の訓練は卒業できるレベルに到達している頃かと思います。上肢帯と両手の関連づけをする為に、体作りの方も充実させておきましょう。
 
< 散針修得講座について >
 9月をスタートに本格的に始めた<散鍼(10回ほぼ一年以内で) 修得講座>ですが、正式に参加表明された方達は本気度が高まっているようで、なかなかいい感じで進んでいるように思います。
 11月も第四日曜日27日で3回目、12月25日で4回目となります。この日はクリスマスになりますが、キリスト教徒ではなし、無関係に予定通り開催を予定しております。場所は別伝会場です。
 来年の1月も22日に第五回目を別伝会場で予定しておりますが、5回目くらいから、手指や体のトレーニングではなく、実際に体表上(さしあたっては手足)で試しつつの実地訓練に移行しようと思います。
  2月の第六回目辺りから、肩背部、背部に移る予定です。2月に肌を露わにするのは、別伝会場では寒そうな可能性があるので、2月の第四日曜日は普段の寺子屋会場を手配しようと思います。普段の寺子屋講座より少人数になりますので、少し落ち着いた雰囲気で出来るかと思います。修得に当たって、今後パートナーを他所から調達予定の方は、当日お連れ下さい。
 あと、地方の方や、どんどん先に進みたい方など抜け駆け組もチラホラいらっしゃいますので、やる気のある方は、遠慮なく声を掛けて下さい。先日も事務所に来て頂いて、23時過ぎ迄稽古してました。
 
 
< 六然社 直伝講習会につきまして  >
 年明け、来年の話ですが、久しぶりに直伝講習会を予定しております。
日時は、2月の第三日曜日、2017年2月19日です。場所は神保町です。
 テーマは「歯科医が伝える身体の話」
 「歯を治療せずして身体を治して歯を治す」、みたいな不思議な話をしてもらえると思います。翼突筋の操作法 等をいじる実技なども踏まえながら話して頂く予定。
 講師をお願いしているのは、歯科医であり鍼灸師でもある先生、中医学にも通じています。
 咬合万能論みたいな話とか、噛み合わせの問題とか、歯ぎしりの問題とか、話題になることはあっても、なかなか実際を詳細にはわかっていないのが実態でしょう。その辺りを現実の臨床の場で出会った症例なども交えて語って頂く予定です。会場の都合で先着60名前後で〆切にさせて頂く予定です。
 参加ご希望の方は、必要事項を明記の上、いつものアドレスまで、御一報下さい。

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2016年8月31日 (水)

9月の寺子屋 効かす手作り(唯掌論入門)体作り と10月以降の予定

 8月の寺子屋講座は急な事がありまして、皆様にご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。急な変更で自主練になったにも関わらず、終わり間近に合流してみたら、ほぼ参加予定者のほぼ三分の二の方が参加してくれていました。

 テクニカルアドバイザーを引き受けてくれた平均先生の平易な説明と実地指導のおかげで、「理解がしやすかった」との声も聞いております。ある意味、六然社主より丁寧な講義もあったようですから、もうお任せしてしまって、次に移ってしまいたいくらいなのですが、お休みの方もいらっしゃったので、そうもいきますまい。

 ですので、10月に再度、臍活(陰活:収神術)を行います。時間的余裕があれば、臍活とは別に、筋腫や便秘などに対応する手技も織り交ぜられればと思っています。

 三活法は、4回乃至5回で終わるはずが、当初の予定より長引いてしまいましたが、11月、12月に足活とそこに付随する幾つかの活法をやっていきましょう。

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六然寺子屋講座、9月の第三日曜日は御彼岸でいつものお寺が使えませんので、別伝会場で、手作り体作りを行います。

   唯掌論ベースの「手作り」、そして伝統武術の鍛錬法に基づいた「体作り」、これも何年もやってきて、散鍼がちゃんと出来る人が育ちつつありますが、もっともっとそういう「動く手・使える手」の人が増えて欲しいと思っています。自分も動いて一緒にやりながら教えられるのも、あと10年位であろうと想像していますので、ある程度カリキュラムを考えています。散鍼を一つの目標に据えての手作り、これは10年以上のフィールドワークを経ていますが、多分、ちゃんと稽古していただければ、10回もレクチャーすれば、たいていの人はほぼ散鍼ができるようになるであろうと思っています。逆にいえば、ちんたら何年もやっていても出来ない人は出来ないままです。ある程度詰めて、鍛えれば誰でもできるようになるはずです。

 ですので、9月の第三日曜日(18日)の講座は、散針習得に特化した講座のオリエンテーション的役割も担いたいと思っています。

 こちらに関しましては、参加希望者は自己紹介を添えて、

 こちら まで御連絡下さい。

 さて、その前日の土曜日(17日)には、日本中医学会でシンポジストとして出席します。

 シンポジウムのテーマは「中医鍼灸は市民権を得たのか」 というものです。

御時間ある方は覗いてみては如何でしょうか? 

 いつも言っていることですし、かつて、ちくま書房から『ツボに訊け』等という本を出しながらこんな事を申し上げるは憚られもするのですが、当方は、そもそも鍼灸そのものが「市民権」を得ていないと思っていますし、ただでさえ薄い層の鍼灸に流派概念を持ち込む事自体が不合理だと思っているので、話が噛み合うかどうか心配ですが、そこは、人徳ある浅川先生の采配でまあなんとかなるでしょう・・・と思っています。正直、一般論として、「鍼灸はアングラなもの」だと思っていますし、そしてそれで良いんだと思っているのですが、そういう風に認める鍼灸師はあまり多くないようですねえ。

 

 さて、別伝と今後の予定についてです。

 8月最終週は自主練でした。数名の方が参加して研鑽を積まれたようです。

 9月は、4日、11日、25日を予定しております。

 10月の第1日曜日は、福岡で行われる刺絡学会の講習会に講師として参加しますので、お休みです。別伝は、9日、23日、30日とやる予定でおります。

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2016年7月10日 (日)

7月からの六然寺子屋講座予定

 空梅雨の気配が濃厚な今年の夏ですが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか?

 六然寺子屋講座はここ最近、活煕術の中から「三活法」をやっております。一活目の「脳活」の陰活の裏と表を前回やりましたが、やることはシンプルでも内容が濃く、なかなか習得は困難なようですので、7月ももう一度行うことにしました。
 その後、二活目、三活目といきますので、暫くの間新規の参加者は受け付けません。

 一方、今秋位から、以前より要望の高かった「散針習得に特化した勉強会」を立ち上げようかと思っております。こちらにつきましては、御連絡頂ければ、都度対応致したく思います。

 別伝の開催日を記しておきます。時間は11時位から15時位まで、遅刻欠席ご自由です。
  選挙日と重なることもあるようですが、なるべく選挙には行きましょうね。

 7月は10日、24日、31日

 8月は7日、14日(28日はおやすみ、もしくは自主練日です)

 9月以降につきましては、また連絡することに致します。
 暑い夏が来ます。気負わず丁寧にいきましょう。

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2016年5月10日 (火)

6月からの六然寺子屋講座

桜も緑色の葉を繁らせ、木々も新緑の季節となりました。

 4月の寺子屋講座は、唯掌論入門、手根骨の離開から初めて、手の作り方について行いました。「手の作り方」という事が意識的に鍼灸界で話題になり始めたのは、形井秀一先生の『治療家の手の作り方』(六然社刊)の刊行からだと思いますが、ハード面で筋トレ的に手を鍛えよう、という事を系統概念を伴って積極的にやっている所はあまりないように思われます。
 六然社主宰の寺子屋講座では、ここ数年、3月と9月をそのトレーニングをメインにする講座を行っていますが、今年は3月に講演依頼が入ってしまった為4月の前半に行いました。
 後半では、唯掌論とは別に、活法系の手作りのある意味「秘中の秘」を公開したつもりです。
 某大先生の元で数年苦労した臨床家の参加者からは「あれ言っちゃうんですか?」との声も聞きましたが、もっと先を見ているので、ほんのスタート地点に過ぎません。今回公開した事は多分もういちいちやりませんので、各自工夫の上、努力して下さい。
とはいえ、事の重大さに気がついた人がそこそこいらしたようで、講座後丁寧なメールなど頂きました。
  「安心感を与える手」に必要なのは、「まず心構え!」とか色々言う人もいらっしゃいますが、まずは物理的な問題なんだという単純にして妥協のない視点を提供したつもりです。
心構えとか目に見えないなんだか分からないものに託す前に、やらなければならない事が手の中にあるのです。
 
「気を出す」とか気違い染みた事を言う前に地道に肉体を鍛えましょう。

 やってみなければ解らない事ですし、理解し、やった人だけが手にする事の出来るものですが、今回提供した視点を持ちつつ6月からの「三活法」講座に臨んで下さい。
 
 皆様の参考になりそうなので、4月の講習後頂いた感想を抜粋して掲載しておきます。
 
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別伝感想に書かせていただいたモヤモヤしたところをピンポイントで教えていただいた上に、最前列に座ったおかげか、何度も鍼のない散鍼のタッチを味わわせていただき(考えてみたら、実は初めてでした)ずいぶんと得した気分でした。


そして何より、今回の口伝をうかがってから、毎日実験が面白くて仕方ありません。
感想というか、教えていただいたことを色々試して何が起きたかの羅列に近いですが、ご笑覧いただければ幸いです。


◯今回の口伝と「平にする」

自分の手首を反対側の手で掴んで、動き方をみていると、手→手首→腕はなるべく曲がらないように・ねじらないようにしたほうがいいらしい、ということがまずは実感できました。
つまり「平にする」状態が今回の口伝の前提になるということかと。


そのうち、手の指先から体幹、果ては足の指先まで、「体の内側から感じる内圧」になるべく偏りが生じないようにしたほうがどうやら具合がいいように感じられました。


別伝への感想のメールにいただいたお返事で、
>「平にする」というのは独特な用語で、
> 実をいいますと、手の話だけではありません。

とありましたが、なるほど、「平にする」というのも今回の口伝も身体の「フルセットボーナス」状態に至る概念なのか、と思いました(唯掌論のときに「手だけの訓練じゃないんですね!」という声も上がっていましたね)。


ならば、馬歩の稽古の時に、腕の状態を「掌を内に向けた状態にして握る」ことに寄金さんがこだわっていたのは腕、ひいては全身を「平にする」ためだったのか!


萩原先生が直伝講習会で見せて下さった掌を下向きにする形について、以前の別伝で寄金先生が、「目的次第ではあれでいいんだけど、体に馬歩の稽古で作っていくものとは別のことが起こってしまいます」とおっしゃっていましたが、ようやくそのことが実感できた気がします。
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◯今回の口伝を注意しながら、大東流の独り稽古をやる
今度は、手根骨をゆるめる意識でひとり大東流をやってみたところ、
これまで力を抜いているつもりだった場面でも、色んな力がそこで止まっていたのだということがマザマザと思い知らされ、こりゃあ、どえらいことを教わってしまったなぁと思いました。

手首を曲げない、力まない、という「否定」の意識では気付けなかった力みに、今回気づけけたのが面白いところです。前腕だけを使った動き、というのがむしろやりづらいので、上腕や体幹で動きを作らないといけない、ということで、やはりこれも
「フルセットボーナス」の効用ですね。

剣術についての本を読むとよく見かける「手の内」という言葉ですが、今回の口伝を使うと、包丁を使って野菜を切るときズイブンと楽になることに気づき、面白くなって必要以上にザクザク野菜を切り続け、妻に怪訝な顔で見られました。

例によってその妻を実験台にし、自分なりに今回の口伝を用いた状態と、「従来と同じ状態」とで触ったり押したり揺らしたり、といったことをすると、感じはかなり明確に違うようでした。

指尖を当てるような指圧をやっても、圧はむしろ強く感じるが、痛みがない、と。

「彼我の緊張がぶつかりあって拮抗状態になると痛みが生まれる」のが、自分の内側に遊びを確保しておくと、拮抗状態が生まれない、ということなのでしょうか。

合気上げなども、考えてみれば身動きのとれない拮抗状態(に見える状態)から相手を崩すわけですが、自分の内部に動ける余裕があれば、すでに余裕がない状態になっている相手を崩すのが容易なのは道理で、いろんなことが繋がった気がしました。

○筋膜と今回の口伝、そして掌を開く、ということ

いただいた資料の中に、テニスボールをなるべく大きく握ることで全身の筋膜系を
ゆるめるセルフケア法が書かれていましたが、手首の離開をうまくやれると全身に影響を及ぼせる、というのはこのためか、と合点がいきました。


自分を平にする(ニュートラルになる)

相手の身体に余計なノイズが伝わらない
操作ができる

相手も平になる

……ということが、目指すべき方向なのかなぁと思いました。


そういえば、テニスボールのセルフケアに関連して、長生療術では「掌をなるべく相手に広く大きく密着させたほうがプラーナが伝わる」という口伝があります。
たしかに今回の口伝を用いると、上腕から前腕、スッと指先に何かが通るような心地よさがあり、なるほど、気やプラーナを色々なことの説明原理にしたいのであれば、この感覚を気とかプラーナとか呼びたくなる気持ちもわかるなぁとは感じました。

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○今後の課題、色々ゼロに戻った気がする件
結局、今までの身体の使い方では「過ぎた」ところと「足りない」ところが出てきて、結局は全身の使い方を見直さざるを得ず、そこそこ出来ていると思っていたことが、ガラガラと瓦解し、また積み上げ直しだァ~という感じで、聖帝十字陵の石を
積んでいる気分で、実に面白いです。

あと、笑ってはいけなさそうなところでも笑えることが大事、という話がやたらと印象に残っています。

諧謔の精神は、自分の内部で物事に感情的に反応する手前に「遊び」を作るものだと思っているのですが、この話は、手根骨の話に通じて、

「自分の内部に「遊び」を確保しておくことの大切さについて」

という一貫した裏テーマか!と深読みして喜んでおりました。

……毎度とりとめ無く長くて申し訳ありませんが、
とてつもなく貴重な口伝を教えていただき、ほんとうにありがとうございます。
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 このての感想を下さる方がいる限り、寺子屋講座も続ける意味があろうかと思います。
5月の第3日曜日15日は、湯島聖堂で鍼灸祭があり、そちらに参加したいと思いますので、六然社の寺子屋講座はお休みです。22日は別伝やります、29日は刺絡学会の学術大会がありますので、お休みです。6月の第1週はちょっと検討中です。
 6月からの寺子屋講座は、以前もやった事のある「三活法」を行います。
 既に臨床に使っていらっしゃる先生からは、度々質問を受けますが、脳活にしろ、足活にしろ、その前段階で出来なければならない事がありますから、進歩状況を見ながらやっていきます。
 初回の参加者もいらっしゃるので、場合によっては、脳活だけで数回に渡ってしまうかもしれませんが、それぞれの進歩具合で出来ること、見えることも違いますから、各自御工夫ください。
 とはいえ、活煕術では、3セットで一つの活法扱いですから、出来るだけ一通りの習得をお勧めします。
 前回御参加もしくは既に習得済みの方以外で、参加御希望の方は、数名空きありそうです。必要事項を明記の上こちらまで御一報下さい。
 

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2016年2月26日 (金)

3月の寺子屋はお休みです。

3月の寺子屋講座はお休みです。

第一日曜日は、浅川要先生のゼミで講演、また、第三日曜日は一昨年の鍼灸祭で講演した際に依頼された、金子朝彦先生主宰の三旗塾での講演の為、3月の寺子屋講座はお休みです。
  別伝も、とりあえず、第二日曜日はやりますが、第四は検討中です。

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